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内容説明
人類完全獣化現象から逃れて、雷蝶と共に鳥哭島に避難した凶華たち乱崎家一行は、連行したDr.ゲボックと共に中和剤の製造にとりかかった。一方、獣化現象で混沌とする帝都では、狂気にかられて人間を襲い始めた動物たちを抑えるため、マダラが褐色皇帝の血族の「力」を発動させる。「従え!俺が王だ!」マダラの悲痛な叫びが帝都に響きわたる―。「来るべき災厄」を目前に、馬鹿馬鹿しくも温かい愛と絆と狂乱の物語は佳境を迎えますますヒートアップ。
著者等紹介
日日日[アキラ]
1986年生まれ。高校在学中に第6回「えんため大賞」佳作受賞。その他、第8回角川学園小説大賞、優秀賞など4つの新人賞で受賞を果たし一躍注目される。期待の新鋭作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
10
人類完全獣化から逃れるために雷蝶と共に鳥哭島に避難した乱崎家は捕えたDr.ゲボックと共に中和剤の製造に取りかかる。一連の騒動は雷蝶の仕業ではなく見限られた桃草組の最後のあがきだった。人間の完全獣化によって混乱する街に褐色皇帝の力を使いマダラが王になろうとしている。それを阻止する為に凶華が人類代表として立ち上がる…。帝架とマダラ後編。人類の完全獣化に伴う暴徒化を治められるのは褐色皇帝の力のみ。その時街にいたマダラは帝架から託されたアイを守る為、声を発動してしまう。それにより皮肉にも迫害され続けた過去を持つ→2014/01/25
日奈月 侑子
5
再読です。 帝架が撃たれてマダラが泣くシーンには思わずこっちまで泣いてしまいます。マダラのキャラは嫌いじゃないです。ちょっと捻くれてるだけで、根っこは真面目なんだろうというのが今回の選挙シーンからも伺えるっていう。 あと、ラストの方のカミングアウトシーンはもう、によによ物でした。帝架鈍い。鈍すぎる。だがそれが良い。マダラの前だとちょっと天然が入る帝架が可愛らしいです。 マダラは苦労しそうだけども(笑) 凶華の選挙における手段は相変わらずゲスくてアレですが、ちゃんと考えるとこは考えてるそんな母が素敵です。
もっさん
4
地球の支配者を決める、人類vs動物の総選挙を実施。何だかんだで事件は解決するものの、月香が思わせ振りな発言をし出すわ、後処理の終わっていない状態で宇宙人が侵略してくるわで大変。やっぱり次巻へ続く2011/11/11
ソラ
3
【読メ登録以前読了作品】2006/07/14
†漆黒ノ堕天使むきめい†
3
何か予想以上によい話になっていて、感動を覚えました。そうだよなあ。人間以外の生物からして見れば、人間が勝手に自分たちを管理下においているんだもんなあ。次はくらげ娘かな?あとがきどおりかな?2016/07/07
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