内容説明
日本人のこころの表白であり、書かれざる文化史であるともいえる民謡は、どこで、どのようにして生まれたか。現在、どういう状況にあるか。また、その将来はどうか。長く民俗芸能を研究してきた著者が、日本の民謡と舞踊の、昔と今、東と西、分布、わらべうたとの関わりなどについて、愛情をこめ、わかりやすく語る。
目次
第1部 日本の民謡と舞踊(民謡の昔と今―歌の生活文化史;民謡の東と西―江差追分から安里屋ユンタまで;舞踊の昔と今―民俗舞踊から民謡舞踊へ)
第2部 民謡の分布(民謡の分布;民謡とわらべうた)