ベストセラーで読み解く現代アメリカ

個数:
電子版価格
¥1,980
  • 電書あり

ベストセラーで読み解く現代アメリカ

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 14時33分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 365p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750516264
  • NDC分類 302.53
  • Cコード C0095

内容説明

「アメリカで話題になっている本はなんですか?」は、人気レビュアーである著者がビジネスリーダーたちから常に聞かれる質問だ。本の良し悪しというより、話題となる本は、アメリカ人の興味を如実に映す。数々のトランプ本、ミシェル・オバマやヒラリーの回想録、ITビリオネアが抱く宇宙への夢、黒人や先住民から見える別の国アメリカ、ジェンダーの語られ方…「ニューズウィーク日本版オフィシャルサイト」の連載を中心に、人気レビュアーが厳選して伝えるアメリカのいま。

目次

1 アメリカの大統領
2 アメリカの歴史
3 移民の国、アメリカ
4 セクシャリティとジェンダー
5 居場所がない国
6 競争社会の光と影
7 恋愛と結婚
8 アメリカと日本の読者
9 民主主義のための戦い

著者等紹介

渡辺由佳里[ワタナベユカリ]
エッセイスト、洋書レビュアー、翻訳家。助産師、日本語学校のコーディネーター、外資系企業のプロダクトマネージャーなどを経て、1995年よりアメリカ在住。ニューズウィーク日本版に「ベストセラーからアメリカを読む」、ほかにcakes、FINDERSなどでアメリカの文化や政治経済に関するエッセイを長期にわたり連載している。また自身でブログ「洋書ファンクラブ」を主幹。年間200冊以上読破する洋書の中からこれはというものを読者に向けて発信し、多くの出版関係者が選書の参考にするほど高い評価を得ている。2001年に小説『ノーティアーズ』(新潮社)で小説新潮長編新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

buchipanda3

108
ここ数年アメリカでベストセラーとなった本の書評集。小説、ノンフィクションの区別なく移民の国、セクシャリティ、競争社会などテーマごとに紹介され、その内容の考察から背景にある今のアメリカの社会事情が見えてくる。多様性が叫ばれる今でも人種や性の差別問題は根深そう。ヒューゴー賞の混乱は知らなかった。そこまで差別が影響しているとは。先住民の話、自国なのに異邦人のように暮らしている心情はどんなものなのだろう。The Fifth Season、There There、Catch and Killなどが翻訳されないかな。2020/02/23

yyrn

30
近年の全米ベストセラー本が多数紹介されているが、なぜそれらが評判となったのか?歴史や文化的背景を解説しつつ、個人の見解もどんどん述べているので、どの本にも明確な(リベラルがかった?)主張が汲み取れて興味がわくが、読んでみたいなと思う本に限って邦訳されていないのが残念。アメリカ繁栄の陰で、人種や民族の壁が絶望的に立ちはだかり、所得格差が就学や就業の機会も理不尽に奪い、黒人が大統領になっても容易に変えられないその闇の深さを考えさせられた。恋愛と結婚本の章でさえ考えさせられるが、それでもそこには希望もあった。2020/06/29

zirou1984

25
ちょっとびっくりするくらいに面白かった。タイトルの通りニューズウィーク日本版オフィシャルサイトの連載を中心にまとめられた書評集なんだけど、こんなにも心に響く書評はそうそうない。その面白さは選出された本以上にそれを読む彼女の眼差しによるものであり、著者は一冊の本の向こう側にある現実の社会と、そこに暮らす一人ひとりの人生を具体的に想像できているのだとはっきりと思わせてくれる力がある。だからこそフィクション、ノンフィクションを問わずその言葉はしっかりと地に足が着きながらも、どうしようもなく届いてくる。スゴ本!2021/01/31

kubottar

25
現在アメリカは荒れています。そして日本人である私達は人種差別についてあまり経験がありません。黒人の子供は「絶対に警官に逆らっちゃいけない、殺されるから」と厳格に教えられるという現実を知るためには、アメリカで売れているベストセラーを読むべきだ。ソレ以外には、LGBTや大麻合法など、なぜ日本とは違う価値観がアメリカにあるのかを知るためにあちらの本を読むことは大事です。2020/06/30

たらお

23
掲載されている65冊の本の中には読まなければきっと手に取らなかったであろう本がある。単なる書評のみに終わらず、冒頭、本から少し離れたエッセイのような感じでアメリカ文化の空気感を書き出しているところがよい。引退後のブッシュの変貌を語っているのも面白い。「IQ」「パチンコ」「ラボ・ガール」「Educated」「宇宙の覇者ベゾスVSマスク」「当世出会い事情ースマホ時代の恋愛社会学」「侍女の物語」「米国人博士、大阪で主婦になる」あたりが気になった。多様性の時代なのでせめて本からでも学びたいと思う。2020/11/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15254651
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。