内容説明
鎌倉時代が生んだ偉大な宗教家。名門公家の家に生まれ、世俗的出世を望まれながらも自ら出家。さらに真実の仏教・師を求めて宋に渡り、帰国後、純粋禅を広め日本曹洞宗の開祖となる。時代背景をおりなすとともに、中国での足跡をもたどりながら、宗教思想・子弟育成などその人物像を克明に描く。最新の史料・研究をもとにした、新稿の決定版なる。
目次
第１ おいたち
第２ 求法の志
第３ 身心脱落
第４ 弘法救生
第５ １箇半箇の接得
第６ 寂後の僧団
感想・レビュー
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umeko
16
『正法眼蔵』を書いた道元とはいかなる人ぞと思ったが、意外に理解の範囲内にいる人だった。大仏寺を永平寺と改名し、永平寺精舎の確立を「天に道有りて以て高清。～～天上天下当処永平。」のくだりは感動的だった。 2017/02/28
多読多量連投が日課だった
0
鎌倉時代の坊さんで宋渡って帰ったら迫害とか。2017/07/04
