丸善ライブラリー<br> 世界史への道〈前篇〉ヨーロッパ的世界史像再考

丸善ライブラリー
世界史への道〈前篇〉ヨーロッパ的世界史像再考

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  • サイズ B40判/ページ数 273p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784621052891
  • NDC分類 209
  • Cコード C0220

内容説明

ヨーロッパ的世界史像とは何か。いま、なぜその見直しが必要なのか。そして、私たちは、自らの世界史像をいかに築いてゆくべきか。本書はこれらの問いに対するひとつの回答である。

目次

第1章 「世界史地図帳」にヨーロッパ的世界史像を読む
第2章 ヨーロッパ的世界史像と日本との出合い
第3章 カリブ海域人による新しい地域史像の試み―欧米=メトロポリス産の世界史像とのたたかい
第4章 いま、なぜ「日本国民」の世界史か―上原専禄による「世界史像の自立的形成」のすすめ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ピオリーヌ

7
『世界史地図帳』、『福澤諭吉を初めとした日本とヨーロッパ的世界史像との出会い』『エリック・ウィリアムズによるヨーロッパ的世界史像との対決』等が書かれる。エリック・ウィリアムズの遺した業績は計り知れないと改めて思う。上原専綠も取り上げられる。寡聞にして知らなかったが、「日本国民」の世界史を作成するため奮闘した稀有な歴史家といえる。西嶋定夫とも関係が深い。調べたら増田四郎、弓削達も上原ゼミ出身と。すげぇ!!2021/08/30

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