白泉社文庫 Ｄ班レポート

坂田靖子

白泉社（2002/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 408p／高さ 15cm
• 商品コード 9784592883906
• NDC分類 726.1
• Cコード C0179

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[阿部義彦]

漫画読みの漫画家坂田靖子さんがバジル氏シリーズの前にLALAに連載してた、コメディタッチなウェルメイドストーリーです。運良くLALAは創刊号から姉が買ってましたので懐かしくて涙チョチョ切れました。ちなみに姉は森川久美（青色廃園）にファンレター出して返事を貰ってました！

2016/10/08

[なつ]

パスコーリ、トロップ、ムサイ、マッシュ、アイルショーの5人は同じクラスのD班。たびたびトラブルを起こすけれどみんなどこか憎めなくて友達思い。彼らと校長先生のドタバタを見ているとあの中に入りたいと思ったり(笑)　超美形なムサイのお兄さんもところどころで存在感を発揮してますね。1ページ全面にバーンとかっこよくキメて出てくるの反則ですわ(* ´ ▽ ` *)

2018/08/26

[みのにゃー]

処分前の再読。全寮制の寄宿学校が舞台。仲の良い５人組のドタバタコメディー。同じ舞台設定でも『トーマの心臓』『風と木の詩』等と全く違い、坂田さんらしいテイスト。読んでいてとても楽しくなる。

2019/10/29

[緋莢]

班長のパスコーリ、女装に定評のあるトロップ、似ても似つかない美形の兄を持つムサイ、弱虫なマッシュ、脚本家志望のアイルショー。彼ら“Ｄ班”の行くところ、毎度毎度、騒ぎが発生し、その度に校長先生は頭を抱える・・・

2010/04/01

[gojimoto]

あまりにも好き過ぎて再読。 個性的な５人なのに各自のキャラと役割がそれぞれに ストンとはまっていて、１つのＤ班という個性になっています。 居心地いいだろうな。こういう友達関係。 振り回され、頭を抱えながらも、愛情を持って生徒に接する校長先生も素敵。全編にシャレが訊いていて、本当に大好きです。

2015/06/08