内容説明
「世界でいちばんいらない人間」だと思っていた「私」。援交、高校中退、風俗、メンタル難民、性依存…。自己否定の悪魔と「さよなら」するまでの、ありのままで温かな告白。心が温かくなる、ありのままの言葉。
目次
第1章 いらない自分
第2章 自己否定感という病魔
第3章 心の病気を抱える現実
第4章 心の病気と生活
第5章 生きづらさと向きあう
第6章 つながりあう
第7章 だけど生きていくために
終章 生きてる「今」を抱きしめて
著者等紹介
咲セリ[サキセリ]
1979年生まれ。思春期の頃から自傷、自殺念慮、依存に苦しみ、強迫性障害、境界性パーソナリティー障害、双極性障害などを抱える。2004年、不治の病を患う猫と出会い、以来、在宅WEBデザインの仕事をする傍ら、講演やテレビ出演を通じ「いらない命なんてない」というメッセージを伝えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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こうじ
105
⭐️⭐️⭐️3/5 鬱の自分にとって勉強になりました。最近は自分なんていらない嫌いだと思うことなく過ごしているけど、仕事小さい事でも何か言われると急激に落ち込んじゃうだよね。まだまだ心のコントロールと身体的な部分が未熟だけど、少しずつ治していきたいよ。^_^2015/09/22
ぱんにゃー
99
【『ネガティブなのがセリさんなら、それでいいじゃないですか』】 『「えらかったね、私!」と、大げさくらい認めてあげるのです。』 いろいろな本に載ってますよね 『ただ、これだと問題もついてきました。頑張れなかった時に、自分を責めてしまったのです』 (/インパクトのある本が2冊続きました。ぱんにゃー堂OPEN時には、並べて平積みしよう(^ω^))2015/08/21
みーなんきー
31
暴言を吐く父から自分をかばってくれない母親。いつも自分を否定し、世の中の邪魔者だと思いながら生きてきた。精神は不安定で、誰とも上手くいかなかった。そんなセリさんが、NHKに呼ばれ、その発言が大反響を呼び、本を出版するまでになった。この世には生きにくい人があふれている、だから、そんな人たちの役に立ちたい。そんな風に考えるようになったセリさんは、自殺願望のある人達を救う力を持っている。2015/10/03
Kurara
26
★★★☆☆ 図書館の新刊コーナーにあり手に取りました。 こころの病はどんなことがきっかけで起こってしまうのか判らないものですね。どんな人も背中合わせなのではないかなと感じました。2015/06/13
左端の美人
19
「死にたいほどの苦しみは幸せになりたいというポジティブな願いの裏返し」0でも100でもない現実を受け入れよう。2016/01/24