出版社内容情報
日本語は乱れている。病気に喩えれば、日本語は重篤かもしれない。名の混乱は、パラダイムの混乱。
孔子にならい、呉智英も言う。「必ずや名を正さんか」と。「言葉と思想」「言葉と文化」について知の面白さを開示する。
目からウロコが落ちる知的エッセイの名著全4冊を【増補新版】同時刊行!
各紙で絶賛された呉智英「正しい日本語」シリーズ、待望の令和最新版がベスト新書で堂々発売!
内容説明
目からウロコが落ちる「正しい日本語」の名著。教養としての国語力が身につく。
目次
世紀末のどこが終末か
孔子の「可もなく不可もなく」
回るからこそ回路なのだ
「至れり尽くせり」と日本人
大山鳴動に鱗が落ちる
テレビと映画
「女子と小人」と女子供
あちらでもこちらでもペレストロイカ
登龍門はどこにある
ラシャメンと異類婚譚
鉄〓鈴の悲鳴
龍頭と飛龍頭
アラーの他に神はなし
人名のコンテと略語のコンテ
一敗地にまみれたら再起はできない
何を斜にかまえるのか
トンボ鉛筆の尻尾についた「W」
仕事を愛する人にヒロポン
「阿片」と「オピウム」
ばくち打ちは二度ばくちを打つ〔ほか〕
著者等紹介
呉智英[クレトモフサ]
ごちえい。評論家。1946年生まれ。愛知県出身。早稲田大学法学部卒業。評論の対象は、社会、文化、言葉、マンガなど。日本マンガ学会発足時から14年間理事を務めた(そのうち会長を四期)。東京理科大学、愛知県立大学などで非常勤講師を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hanchyan@まあだいたいなんとかなる
kenitirokikuti
祐徳太子
クドウヒロオ
heptathorpe