文化人類学の名著50

文化人類学の名著50

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  • サイズ B6判/ページ数 462p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582481136
  • NDC分類 389.031
  • Cコード C0039

目次

1 草創期文化人類学の古典(タイラー『原始文化』;モーガン『古代社会』;フレーザー『金枝篇』;ウェブスター『未開の秘密結社』;ファン・ヘネップ『通過儀礼』;エルツ『右手の優越』;レヴィ=ブリュール『未開社会の思惟』;デュルケーム『宗教生活の原初形態』)
2 近代人類学の系譜(サピア『言語』;マリノフスキー『西太平洋の遠洋航海者』;モース『贈与論』;シュミット『民族と文化』;ホカート『王権』;デ・ヨセリン・デ・ヨング『トリックスターの起源』;岡正雄『異人その他』;ベネディクト『文化の諸型』;ベネディクト『菊と刀』;エヴァンズ=プリチャード『ヌアー族』;石田英一郎『河童駒引考』;ラドクリフ=ブラウン『未開社会における構造と機能』)
3 啓蒙的名著(ミード『男性と女性』;ピット=リヴァーズ『シエラの人びと』;マードック『社会構造』;クラックホーン『人間のための鏡』;リーチ『高地ビルマの政治体系』;レッドフィールド『農民社会と文化文明への人類学的アプローチ』;ホール『沈黙のことば』;フォーテス『西アフリカの宗教における「エディプス」と「ヨブ」』)
4 構造主義・象徴論・生態学的思考(レヴィ=ストロース『野生の思考』;レヴィ=ストロース『親族の基本構造』;ニーダム『構造と感情』;梅棹忠夫『文明の生態史観』;ダグラス『汚穢と禁忌』;コーエン『二次元的人間』;ファン・バール『互酬性と女性の地位』)
5 現代の視点(フリードマン『中国の宗族と社会』;中根千枝『タテ社会の人間関係』;山口昌男『文化と両義性』;ターナー『儀礼の過程』;シュー『クラン・カースト・クラブ』;デュモン『社会人類学の二つの理論』;サーリンズ『石器時代の経済学』;サウスホール『都市人類学』;ゴドリエ『人類学の地平と針路』;川田順造『無文字社会の歴史』;グレイザー/モイニハン『人類のるつぼを越えて』;ギアツ『ヌガラ一九世紀バリの劇場国家』;ポランニー『人間の経済』;ホブズボウム『創られた伝統』;アンダーソン『想像の共同体』)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nepenthes

2
マーサズ・ヴィンヤード島やマーガレットミードとサモアの件から手に取る。「文化とはコミュニケーションである」という言葉にハッとする。文化、言語、価値観etc全ての個人や組織の違いは、例えば音楽や絵画がそれぞれのジャンルを超えてミクスチャーされ発展してきたのと同様、コミュニケーションして発展してきたことを思い出させてくれる。どれが良い悪いではなく、気に入ったものを選ぶと。勿論それは個人単位にも言えることで、文化人類学というものを通して改めてその勉強を補強出来ると感じた一冊でした。2022/05/11

ヨシツネ

0
まとまった内容2018/01/06

katashin86

0
1994年刊行の少し古い本。しかし、とっちらかっている感の強い「文化人類学」において得られてきた知見の全体を見渡す上で、名著紹介というのは優れた方法だと思う。人類学への招待、といった感じ。2011/08/30

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