内容説明
プレスティッジ、コロンビア、ブルーノート…アコースティック期の全アルバム153枚の軌跡。
目次
40年代―First Miles~At Carnegie Hall,X‐mas ’49
50年代―Birdland Days~Sketches Of Spain
60年代―En Concert Avec Europe 1~Last European Tour 1967 Vol.4
コンピレーション―Miles Davis Radio Project Part 1~8~The Man With The Horn‐After Hours
著者等紹介
中山康樹[ナカヤマヤスキ]
1952年大阪生まれ。音楽評論家。マイルス・デイヴィス関連の著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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参謀
1
ジャズを語る上で避けては通れない、帝王マイルス・デイヴィス。そのマイルスの著者によるガイド本。本作はヴァージョン9。ブートレグも含めるとあまりにも膨大な量の音源があり、それまでの傾向を踏まえると2000ページにもなるそう。それを67年までのアコースティックに絞り、350ページ未満に纏めたが本書。制作裏話があり、著者の独自の毒舌も健在で、一般的評価に飽きた人にもお薦め。コルトレーン別れの6部作エピソードは面白かった。サウンド、パフォーマンス、マイルス度?の評価があったこと、そしてカラーであったことも◎。2022/04/23
Decoy
0
私にとってこの「新」がシリーズ初体験。何たる労作! 書いた中山康樹もすごいが、やっぱり書かせたマイルスがなおすごい。“中山節”が炸裂しまくりで、好悪が分かれるところでしょうが、好きな人にはたまりません。2011/07/04