内容説明
JR福知山線事故発生の18時間後に救出された青年の魂の告白。
目次
第1章 閉ざされた十八時間(オーバーラン;倒れる;闇;家族;彼女;声;携帯電話;光;救出)
第2章 集中治療室(“両足切断”;「男前です」;「お母さん、生きとったで」;人工呼吸器;ペアのネックレス;心の看護師)
第3章 絶望からの第一歩(一般病棟;言葉をしゃべれない;携帯メール;変化;リハビリ;声を出した日;自分の足で歩くこと;深夜のナースコール;リハビリからの第一歩;泣く;事故のことを話す;家族とのつながり;挫折)
第4章 別離(恋人との別れ;思い出;事故で亡くなった同級生;ゴール)
第5章 新しい出発(決断;大地の感触;最後のリハビリ;あの電車に乗る;退院;涙の退院ライブ;ひとり暮らし;復学;追悼式;あの日を忘れない;永遠の戦友へ;杖をつきながら)
著者等紹介
山下亮輔[ヤマシタリョウスケ]
1987年兵庫県伊丹市生まれ。両親、3歳年下の妹との4人家族。県立伊丹北高校時代はラグビー部に所属し、副キャプテンを務めた。2005年近畿大学法学部に入学して間もない4月25日、JR福知山線脱線事故に遭遇。マンション地下駐車場に激突した1両目から18時間後に救出される。クラッシュ症候群による両足の壊死、切断の危機を乗り越え、10カ月の入院生活ののち退院。事故の後遺症により、歩行には両足の装具と杖が必要となる。2006年4月、同大学に復学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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鈴
きさらぎ
けんとまん1007
b☆h
まーにゃ