Futaba novels<br> 餓狼伝〈11〉

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Futaba novels
餓狼伝〈11〉

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  • サイズ 新書判/ページ数 237p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784575006544
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

その闘いは、様々なものを、それを観た人間たちの心にもたらした。嫌悪。興奮。夢?悪夢。熱狂。拒否。観た人間が、心に抱いている闇、あるいは宗教、あるいは信念。あるいは遠い昔に捨て去った夢。それが何であるかで、そのもたらされたものは様々であった。しかし―唯ひとりの例外なく、おこったことがあった。それは、その闘い、あるいは事件を目撃した者の心に、それが、石にうがたれた弾痕のように、一生消えぬものを刻みつけたということであった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽかちゅう48

14
読書が滞りかけた時の夢枕獏♪今回は巽と松尾象山がまんまとカスティリオーネの思惑通りにリングに上がらされるあたりが絶妙でした。いつもこの作品は漫画のようにサクサク読めるので助かります(^^)vさて、次の巻に行く前に東野圭吾さんを読み終えよっと(笑)2018/12/17

0607xxx

7
UFCを彷彿とさせるトーナメント開催と終盤に新たな登場人物と結末が気になる…残り二巻。2014/09/25

おたぬ

0
★★★★☆ 松尾象山のブラジル編から始まりアメリカのトーナメント、文七の傷心旅行へと。作者が生きてるうちに完結したらいいなぁとは思う。2016/06/26

S.F.River

0
昔、夢中で読んだ。 5.0

Kusashiai

0
10年以上振りに『餓狼伝』を再読中。当時の格闘技界の状況を思い出すと、桜庭 和志の快進撃が起こっていた時期では無いだろうか。グレイシー柔術やブラジリアン柔術に対する反撃が始まって、当初のUFCの頃と比べてそれらが絶対的な対象では無くなっていたと思う。それだからこそ、著者が大衝撃を受けたUFCを相対化できて、本巻を描く事ができたのだろう。ホセ・ラモスは、ホイス・グレイシーとヒクソン・グレイシーを参考にしていますね。それと丹波 文七についてはフィクションとしても、あまりに偶然の出来事が重なり過ぎていないか?2012/03/18

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