PHP文庫<br> 奇跡の駆逐艦「雪風」―太平洋戦争を戦い抜いた不沈の航跡

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奇跡の駆逐艦「雪風」―太平洋戦争を戦い抜いた不沈の航跡

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569673233
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0131

出版社内容情報

「神宿る」とまで呼ばれた強運艦の激闘を描く。

沖縄特攻から無傷の帰還を果たすなど、“奇跡の駆逐艦”と呼ばれた「雪風」。日本海軍屈指の強運艦を舞台に、太平洋戦争の激闘を描く!

太平洋戦争中、どんなに激しい海戦でも必ず生き残って帰投し、“奇跡の駆逐艦”と謳われた「雪風」。

▼緒戦のスラバヤ沖海戦から第三次ソロモン海戦、ガダルカナル撤収作戦、レイテ沖海戦と数々の修羅場を潜り抜け、戦艦「大和」の沖縄特攻作戦からも生還した“不沈の航跡”は名高い。

▼その強運から“神宿る”と呼ばれた「雪風」を舞台に、二百余名の乗員たちの激闘のドラマを描く!

▼文庫書き下ろし。

●プロローグ レイテ沖の死闘 
●第一章 新鋭駆逐艦「雪風」出撃す 
●第二章 快勝、スラバヤ沖海戦 
●第三章 痛恨、ミッドウェー 
●第四章 オレに爆弾は当たらない 
●第五章 壮絶、南太平洋海戦 
●第六章 水平射撃、第三次ソロモン海戦 
●第七章 鬼哭、ガダルカナル撤収作戦 
●第八章 コロンバンガラ沖、得意の夜戦 
●第九章 「雪風」に神宿る 
●第十章 「捷一号作戦」、謎多き栗田艦隊 
●第十一章 「雪風」は、いまだ健在なり 
●「駆逐艦・雪風」関係年表 
●あとがき 
●主な参考文献・引用文献

内容説明

太平洋戦争中、どんなに激しい海戦でも必ず生き残って帰投し、“奇跡の駆逐艦”と謳われた「雪風」。緒戦のスラバヤ沖海戦から第三次ソロモン海戦、ガダルカナル撤収作戦、レイテ沖海戦と数々の修羅場を潜り抜け、戦艦「大和」の沖縄特攻作戦からも生還した“不沈の航跡”は名高い。その強運から“神宿る”と呼ばれた「雪風」を舞台に、二百余名の乗員たちの激闘のドラマを描く。文庫書き下ろし。

著者等紹介

立石優[タテイシユウ]
1935年、大連(現・中国)に生まれる。明治大学文学部を卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スー

25
72真珠湾から戦艦大和の沖縄特攻まで駆逐艦雪風の活躍を安心しながら楽しめました。不沈艦と言われた大和と武蔵はあっけなく沈み約二千トン程の駆逐艦が大きな損傷もなく死者も僅かで大戦を生き延びた!これだけ雪風の本を読んでもまだ信じられないくらいです、本当に神が宿ってるとしか思えない。雪風の温かい雰囲気も良いし乗るなら駆逐艦かな?でも敵艦に射程距離にはいるまで一方的に撃たれながら肉薄しなければならないのは耐えがたいですね。2023/12/10

こまったまこ

5
なんてったって「雪風」のお話なので安心して読めました。「雪風」が主役の本を色々読んだのでいろんな角度から「雪風」における数々の戦闘を知ることができて良かったです。軍記をベースにした物語なので代々の艦長たちや乗組員たちとのやり取りや米軍側の様子も分かって面白かったです。この倍の長さくらいのお話で読みたかったです。2015/05/28

キャベ

3
本棚にあった本を再読。 雪風乗組員の人物目線で、雪風の航海を順に追っていく内容となっている。 しかしそこはミッドウェー海戦以外の主要な海戦すべてに参加した雪風ならではとでもいうか、雪風の行動を通して太平洋戦争自体をなぞっていく内容になっている。 読みやすいので、「艦これ」とかかから海軍に興味を持った人にはお勧めできると思う。2014/04/26

P-man

2
艦これ知識しかないニワカもいいところな自分でもスラスラと読めた。艦これで目にしたワードが理解できて楽しい。あ号、ラバウル、アイアンボトムサウンド、「私を顧みず前進して」・・・そういうことだったのか。 でもAmazonレビューとかだと、軍オタ様が「今時大和が片道燃料で出撃したとか書いてる」とか言ってケチつけてるけど、 http://www.sankei.com/west/news/140702/wst1407020064-n1.html こういう証言もあるんだよなぁ。2015/10/18

もるもる

2
雪風乗組員の目線を通して太平洋戦線のハイライトをお浚いする内容。「雪風」にしか出来ない立ち位置ですよね。戦史小説や従軍記というより先日の海戦を扱った艦これ本と比べたくなる印象。単純な戦闘に関する情報量は少ない反面、物語仕立てで追っていくので、乗組員がいるという当たり前の事実を再確認したり、各海戦を時系列で把握したり出来るので、提督から始まった海軍への興味を深めるにはいい具合。2014/04/10

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