出版社内容情報
東西の精神と文化を代表する2つのセレモニー、茶の湯とミサ。英国人神父が両者の不思議なつながりに推理と想像力を働かせながら、普遍の「愛」の意味を解き明かす文化論。
内容説明
茶の湯、アフタヌーン・ティー、ミサ。「ひと口のなかの永遠」を求めて普遍の「愛」へと至る、心と文化の旅。
目次
第1章 茶の湯の国、日本
第2章 アフタヌーン・ティーの国イギリス
第3章 千利休と聖なる地
第4章 七色の徳
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ochatomo
4
日本の茶の湯がカトリックのミサと相似することを指摘 1995刊 2005/12/09
あま
0
ミサとわび茶の共通点やらが外国人の目線からみたらしい茶道の文化を通して書かれていて面白かった。文体も翻訳が良かったのか、単にエッセイ調だったからなのか、読みやすかった。エッセイにしては深く心のなかで考えることが出来る内容かな。2014/05/01
お気楽になりたいお気楽さん
0
「ちょっとついていけないところもあって」アフタヌーンティ、茶道、宗教、家族などについて書かれていますが、筆者の「茶道はミサの影響を受けているかもしれない」とする推測の繰り返しには、ちょっとついていけないところもありました。 ☆☆☆2017/10/23