内容説明
闇にふちどられた時代。宗教と魔法が人々の魂をめぐって競いあい、戦争と権謀術数があふれる時代。蛮族のはびこる荒廃した世界にあって、忠誠と友情で結ばれた少数の戦士たちを率い、平和と文明の光を守ろうと戦った将軍、アーサー。迫り来る蛮族の大軍に対し、アーサーとその勇敢な戦士たちは、傷つきながらも決戦を挑む。愛するものたちを守るために…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Riopapa
6
アーサー王が犯した過ちが、国の危機に。マーリンが土壇場で登場。アーサー王伝説とはかなり違った世界。2018/04/10
shou
4
剣戟の音がリアルに聞こえてきそうな戦場の描写。呪術の位置づけや信義と名誉の取り扱いなんかも人間臭さがあって魅力的な物語になっている。しかしここまでカッコ悪いランスロットというのも新鮮だw2014/11/16
明智紫苑
3
久しぶりに読んで思う。ダーヴェルとランスロットの因縁って趙襄子と知伯に似ているね。まあ、んな事言うのは知伯に対して失礼だったりもするが(笑)。ランスロットの息子ではなく弟のギャラハッド、ヒロインのカイヌイン、カイヌインの兄キネグラスといった人格者たちがこのシリーズのオアシスみたいなもんだね。2016/09/07
りんこ
2
初読。ドロドロ?(笑)こういうラストになるとは思ってもみなかった。良かったようなもやもやが残るような・・・。アーサー王伝説を元にした話としてはかなり斬新な内容になってたと思う。血生臭い戦場の描写がしっかりある話。2012/08/26
サアベドラ
2
第2巻。初めて読んだときグィネヴィアが憎らしくてなりませんでした。ギャラハッドとキルフッフがお気に入り。本作は三部作の第一部で、第二部(『神の敵アーサー』)と第三部(『エクスカリバー最後の閃光』)があるんですけど、訳者あとがきにちょろっと書いてあるだけなのでわかりにくいですね。それにしてもダサい邦訳タイトル・・・どうにかならんかったのか原書房。2007/03/20
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