内容説明
本書では、『フランス革命年代記』のうちたてた手法を受け継ぎ、年表のみならず、簡潔にそれぞれの事件を全体的な流れの中で分析している。ナポレオンをフランス革命との関係から説き起こし、ヨーロッパ全体、さらには、大西洋地域にいたる広大な空間の中に位置づけている。
目次
第1章 「革命は終わった」―1799‐1802
第2章 帝政への歩み―1802‐1804
第3章 大帝国の建設―1805‐1807
第4章 絶頂に達した帝政―1807‐1810
第5章 危機の時―1811‐1812
第6章 ナポレオン支配下のドイツの終わり―1813
第7章 フランス戦役と第一次王政復古―1814‐1815
第8章 百日天下とナポレオン伝説
第9章 結論
著者等紹介
瓜生洋一[ウリュウヨウイチ]
1945年生まれ、大東文化大学教授、フランス政治史
新倉修[ニイクラオサム]
1949年生まれ、青山学院大学教授、刑事法、フランス法
長谷川光一[ハセガワコウイチ]
1946年生まれ、国学院大学教授、比較法
松島明男[マツシマアキオ]
1938年生まれ。清泉女子大学専任講師、フランス近代史
横山謙一[ヨコヤマケンイチ]
1949年生まれ、国学院大学教授、政治学、フランス政治史
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