実録小泉外交

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  • サイズ A5判/ページ数 343p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532352714
  • NDC分類 319.1
  • Cコード C0031

出版社内容情報

小泉はブッシュ、プーチンをはじめ各国首脳と個人的な信頼関係をいかにして築き、真の意味でのトップ外交を実践したのか。51回すべての外遊に同行した首席秘書官が舞台裏を語る。小泉外交の評価を一新する注目の書。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

konomichi

2
先日読了した「小泉官邸秘録」の続編のようなもの。51回の外遊の全記録。51回分の外遊レポート集なので、細切れ感があり、前著ほどの必読性はないが、首脳外交ってこういうことか、という意味で読んでて損ないです。前原くん、総理目指すなら、「日本国初代大統領桜木健一郎」と合わせてこれ読んどきなさい。外交とは、個人としての人脈、信頼関係の延長上にあるものです。2011/01/09

Meistersinger

0
主要部は「小泉首相が何時、何処へ外遊した」という記録でまとまりがない。ただ、WCでシュレーダー首相を政府専用機に相乗りさせた時の事など、首脳外交が個人的で親密な付き合いが重要なものだと分からせてくれる。あとがきでも纏められているように、拉致問題について小泉首相が常に力を注いでいたことも分かる(サミットの調整でプーチンに貸しを作り北に圧力を掛けるなど)。またアフリカなどの「これまで余り注目してこなかった国」へ訪問していたことは初めて知った。こうした国の人々と今も続いているという「小泉人脈」は貴重だろう。2013/07/29

トロント

0
内容としましては小泉首相の外遊時のエピソード集に過ぎないので本著のキモは「はじめに」と「あとがき」に集約されると思います。大国となった日本のトップとして求められる外交は小国であろうと積極的に赴き首脳会談で事務方の用意したものに捉われず意見を言える信頼関係を築くものだとしてます。それが飯島氏が良く自民党の総裁候補の話で仰る「国家観の有無」の定義の一つであり、それができると個人的に評価していた政治家が安倍晋三であり菅義偉であり岸田文雄なのでしょう。

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