出版社内容情報
経済活性化の切り札として注目されるFTA(自由貿易協定)が、今夏、シンガポールとの間で初めて発効する。日本にとっての意義、今後考えられる2国間・多国間構想と効果など、FTAを様々な側面から検証する。
内容説明
日本とシンガポールのFTAいよいよ発効。2国間、ASEANに中国・韓国も加えた東アジア連携など、様々な構想の経済効果を探り、実現のための課題を浮き彫りにする。
目次
積極的「開放」を日本のFTA政策の柱に
グローバリゼーションと増加するFTA
取り残される「日本のグローバル化」
日本のFTAによる経済効果 九つのシナリオ
日本・シンガポール新時代経済連携協定
FTAと日本経済の再編成
FTAと日本企業の競争力
AFTAと日本:アジアダイナミズムの中のASEAN
ASEAN10と日韓中FTAの展望
WTO加盟後の中国FTA戦略
FTAとアジアの通貨体制
日米FTAの可能性と効果
FTAと農業問題
著者等紹介
浦田秀次郎[ウラタシュウジロウ]
早稲田大学社会科学部教授、日本経済研究センター研究委員、経済産業研究所ファカルティフェロー。1950年埼玉県生まれ。73年慶応義塾大学経済学部卒業、78年スタンフォード大学経済学博士号取得、ブルッキングズ研究所研究員、世界銀行エコノミストを経て94年から現職。専門は国際経済学。日本・シンガポール経済連携協定共同検討会メンバー、日墨経済関係強化に向けての研究会メンバー、日・ASEAN包括的経済連携構想を考える懇談会メンバーなどを兼務
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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