日経ビジネス人文庫
冒険投資家ジム・ロジャーズ世界バイク紀行

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  • サイズ 文庫判/ページ数 426p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784532192181
  • NDC分類 936
  • Cコード C0133

出版社内容情報

ウォール街の伝説の投資家が、バイクで世界六大陸を旅する大冒険! 投資のチャンスはどこにあるのか。中国、ロシアからアフリカ、中南米まで、世界各国を走りながら、鋭い視点と洞察力で分析する。

内容説明

ジョージ・ソロスと二人でクォンタム・ファンドを立ちあげたウォール街の伝説の投資家が、バイクで世界六大陸を旅する大冒険!投資のチャンスはどこにあるのか。中国、ロシアからアフリカ、オーストラリア、中南米まで、世界各国を走りながら、鋭い視点と洞察力で分析する。

目次

ニューヨーク発
ヨーロッパ横断
リンツ再訪
十字路イスタンブール
遙かなるトルキスタン
タクラマカンを超えて
西安から北京へ
ファーストクラスの東京
ユーラシアの果て
荒涼たるタイガ〔ほか〕

著者等紹介

ロジャーズ,ジム[ロジャーズ,ジム][Rogers,Jim]
1942年生まれ。イェール大学卒業後、オックスフォード大学ベリオル・カレッジ修了。米陸軍に従事した後、ウォール街で働く。ジョージ・ソロスと共同で国際投資会社クォンタム・ファンドを設立。10年で4000%を超える驚異的なリターンを実現(同時期のS&P500株価指数は50%)し、天才投資家としてその名を轟かせた。37歳で引退し、世界中を旅して回る

林康史[ハヤシヤスシ]
あおぞら銀行シニア・ストラテジスト/主席研究員、一橋大学大学院国際企業戦略研究科非常勤講師。1957年生まれ。大阪大学法学部卒業。東京大学修士(法学)。住友生命などを経て、現職

林則行[ハヤシノリユキ]
アブダビ投資庁日本株式運用部長、米国公認会計士。1959年生まれ。コロンビア大学ビジネス・スクールでジム・ロジャーズに師事。88年同大学院修了。チェース信託銀行などを経て、現職
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鮫島英一

12
投資家ジムロジャーズを事前に知った上で本書を手に取りました。良くも悪くも自分の目で見ないと信じない人であり、結果同行者である女性は振り回される。彼女が旅の途中で「もう帰る!」と何度も喧嘩したのも納得。危険だと止めておけという警告を無視しまくるので、関わる人間にとっては迷惑極まりないが、その道を極める人間とはこういうものなのだろう。米国の現状をこき下ろしいているが、それもある種の祖国愛故かもしれない。投資家である彼は祖国愛とは遠いように思えるが、冒険思考全開の開拓者魂を持つ人物は典型的なアメリカ人像なのだ。2023/12/13

Willie the Wildcat

12
旅。どこに、いつ頃、誰と、何を目的に行くか・・・。行く先々での著者の視点が興味深い。目にする”日常”から、文化、歴史、そして無論経済論が脳に渦巻く・・・。印象深いのは、当時のソ連。Ideologyの違いが随所にでるが、出会った人たちの温かみは万国共通。旅の終わりで習得した40カ国の言葉にわたる”単語”!まぁ、必需品となれば必死に覚えるようなぁ。(笑)バイクの旅はないが、若き頃のバックパッカー時代を思い出す。ある意味で怖いもの知らずだったなぁ・・・。旅っていいなぁ、考えるだけでわくわく!2014/01/13

YJ

9
凄く面白かった。役人が腐敗していると上手くいかないのは同意。対外援助の主たる副産物は悪い政権を支えるということなのだ。複利こそが投資の力なのだ。投資の王道は一年で倍になる会社を探すことだ。2018/02/09

ルミー

3
考え方はシンプルそのもの。物を見て予測する。それだけ。私見や思惑はそれのシンプルなものでさえ見えなくしてしまう。日本だと経済と歴史には実学とそれ以外に分類されて深い溝があるけど、人間活動なんだからやっぱり歴史は知るべしだし必要だよねって思ってなんか救われた! 2017/07/31

わわわべ

2
ジョージソロスと投資ファンドを作った著者がバイクで世界を回りながら投資を行なっていく話。 国家統制主義が国を衰退させるという考えが随所に見られた。国は余計なことをするべきではない。何かを保護することは結果的に全体を損させる。2020/02/01

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