オスプレイ・ミリタリー・シリーズ
日本陸軍航空隊のエース1937‐1945

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  • サイズ B5判/ページ数 100p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784499227308
  • NDC分類 391.28
  • Cコード C0076

出版社内容情報

太平洋戦争の緒戦,日本陸軍戦闘機部隊は飛行第64戦隊長加藤健夫に代表されるベテランに率いられて,地上軍とともに進撃を続けた。しかし、この戦いでエースが生まれる一方,陸軍戦闘機部隊は次第に苦戦に転じ,ソロモン,ニューギニア,フィリピンで、多くの熟練操縦者を次々と失ってゆく。そして,米軍機による,日本本土爆撃が本格化するなか、生き残ったベテランエースたちが,若手操縦者を率いて、体当たりも辞さない本土防空戦に臨んでいった。 ・・・・海軍航空隊に比べ,脚光を浴びることの少ない日本陸軍戦闘機エースたちの戦歴を日系米人の著者が米軍側の資料をも駆使して客観的に記述,その全容に迫る。

内容説明

太平洋戦争の緒戦、日本陸軍戦闘機部隊は飛行第64戦隊長加藤建夫に代表されるベテランに率いられて、地上軍とともに進撃を続けた。しかし、この戦いでエースが生まれる一方、陸軍戦闘機部隊は次第に苦戦に転じ、ソロモン、ニューギニア、フィリピンで、多くの熟練操縦者を次々と失ってゆく。そして、米軍機による日本本土爆撃が本格化するなか、生き残ったベテラン・エースたちが、若手操縦者を率いて、体当たりも辞さない本土防空戦に臨んでいった。…海軍航空隊に比べ、脚光を浴びることの少ない日本陸軍戦闘機エースたちの戦歴を、日系米人の著者が米軍側の資料をも駆使して客観的に記述、その全容に迫る。

目次

1章 日中戦争とノモンハン事件
2章 中国・ビルマ・インド戦域
3章 ニューギニア
4章 本土防空戦
付録(日本陸軍の飛行部隊;第二次大戦の日本陸軍飛行戦隊;日本陸軍戦闘機操縦者による撃墜戦果報告;日本陸軍航空隊エース一覧)
カラー塗装図
パイロットの軍装

著者等紹介

サカイダ,ヘンリー[Sakaida,Henry]
日系3世の米国人航空史研究家。日本を含む各国の戦闘機エースに取材。日米双方の視点から考証した旧日本陸海軍戦闘機エースについての研究が、海外で特に高く評価されている。本シリーズ「日本海軍航空隊のエース1937-1945」の著者でもある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roatsu

7
海軍と合わせて再読。陸軍戦闘機隊の著名な空中勤務者のプロフィールがわかり、その戦いを駆け足で知るのに良いツール。海軍同様撃墜数は対戦国の資料を通した検証がなされた記録ではないため鵜呑みにせず、あくまでこんな猛者達が命を賭して戦ったと知る資料にとどめるべき。自らの戦果を喧伝せずここに載らない操縦者も複数いるため、幅広い書籍や記録で陸軍航空隊の戦いの実相を追うことが重要。一式から五式まで逐次新型機を投入して戦った陸軍の戦いは零戦の幻を無駄に追って後継機をものにできなかった海軍とはまた異なる様相を呈している。2015/07/20

カラヤ3

1
陸軍航空隊については初めて読んだのでいろいろ目新しかった。海軍パイロットの記録と違い落下傘降下という記述がみられたが陸上の戦いが多かったからだろうか。それと、戦後行われた記録の照合でいかに実際とちがっていたかがわかり(敵味方双方)戦果確認の難しさがはっきりした。2022/04/03

ロードスの騎士

0
日本陸軍航空隊のノモンハンから、終戦まで。1943年のニューギニアでの撃墜比率が日本2に対して、連合軍1くらいか?対して、45年の本土では、一対一くらいな感じ。5式戦がそれだけすぐれているのか?本土という有利な環境ゆえか?  兵器では、鍾馗の40ミリロケット砲弾が目を引く。当たれば、b-24でも吹っ飛ぶ。2012/07/01

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