内容説明
酒田のケイ線法というのは、経験の集積によって、相場の動きさ売買を直結するにはどうしたらよいか、というひとつの基準を示したものである。
目次
第1章 酒田罫線法の概要
第2章 酒田新値のとり方
第3章 線と線組みの定石
第4章 買い線の型
第5章 売り線の型
第6章 酒田の売買法
第7章 強弱と先見性
第8章 酒田罫線法研究
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
戸隠(とがくし)
12
空手の世界では型を練習しても必ずしも組手では勝てない。でも迷いがあるときは型の鍛錬が効いてくる。型なしではケンカ空手(我流)である。ありがたいことに相場の世界にも型(技法)がある。その1つが酒田罫線法だ。ただ、これを学んでもやはり相場では勝てないかもしれない。そこは守破離なのだ。型といってもシステムトレードではない。基礎とはなるが離れてこそ我が技法となる。相場は自己相似性の世界、不変の構造を突く型さえあればいい。ツナギ、不等分割売買、うねり(リズム)、先物、そしてサヤ取りの知識はあったほうがわかりやすい。2015/04/10
ひろし
2
いやー、難しかった。著者の別の本を読んでいたのでマシだったけど。先物の話がよく出てくるが先物に疎いのであまり理解できない。それでも株をやる自分にとって価値があるのはわかった。読み続けよう。2021/09/14
よう
2
高価な本だが一読の価値あり。酒田新値は自分の手法において中心となってはいるので得るものは大きかった。何回も読んで理解を深めるのはもちろんだが自信の売買方を洗練させるためにも活用していきたい。2014/06/05
ひろし
1
4読。2022/10/10
よう
1
天井と底についての部分を中心に再読。当たり前といえば当たり前だが明確にわかるのは後になってからだということを再認識。2015/02/08
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