出版社内容情報
「妖怪事典」にはじまる水木しげるのシリーズ第5作。日本の妖怪の多くは中国の出身といわれるが,中国の文物にはそれらしきものが少ないという。独自のタッチでつづる中国妖怪物語。
目次
狗頭鰻
水落鬼
スッポンの怪
火星
神画
妖碗
中国の百鬼
僵尸
瘧鬼
鬼女
産鬼
鬼市
そば畑の鬼
霊爽式憑
冥界の鬼〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あたびー
39
水木御大が「山海経」「捜神記」など中国の古典から想像の翼を羽ばたかせて様々な妖怪の姿を描き起こした本。そもそも日本を含め東西を問わず、怪物や妖怪は何かの生物や人間を混ぜ合わせた姿をしているものが多い。そして性質は自然災害や病、災いを引き起こしたり、またそれから人を助けたりと言うものが多い。中にはなんだか分からないものもあって(名前さえないものも)、山のような巨大な姿で夜明けかと思うくらいの光を発するなどは中国という国の雄大さを思い知らされる。2024/02/29
こぽぞう☆
11
息子が借りてきた中学校の図書館本。サラリと眺めたが、なんか私に馴染みのある中国妖怪はあんまり出ていない。日本の妖怪のルーツらしきものちらほら。2018/07/18
コガメ
2
大人向けの妖怪事典。小さい字がギッシリ。6才の甥っ子にわかるように噛み砕いて読むのはなかなかキツかった。全部は読んでないけど、キツかった。2021/11/22
せん
2
中国の妖怪を絵と文で紹介。日本の妖怪に通じるところもある。水木しげるの頭の中は、妖怪だらけなんだなぁ。2013/09/16
カヨ
1
水木先生の中国の妖怪辞典、あちらの妖怪は多いとき一万以上だったのだとあって千ぐらい集めて~と書いてる所が流石というか。こうしてまとまると鳥と火の関連、鬼が多い、龍も同様なのを見ると不思議な繋がりを感じます2014/12/20
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