創元推理文庫<br> 黒後家蜘蛛の会〈1〉 (新版)

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創元推理文庫
黒後家蜘蛛の会〈1〉 (新版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 377p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488167097
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

弁護士、暗号専門家、作家、化学者、画家、数学者の六人からなる〈黒後家蜘蛛の会〉と給仕一名は、月一回〈ミラノ・レストラン〉で晩餐会を開いていた。会では毎回のようにミステリじみた話題が出て、会員各自が素人探偵ぶりを発揮する。だが常に真相を言い当てるのは、物静かな給仕のヘンリーだった! SFの巨匠アシモフが著した、安楽椅子探偵ものの歴史に燦然と輝く連作推理短編集が、読みやすい新装版として隔月で刊行開始!

アイザック・アシモフ[アイザック・アシモフ]
著・文・その他

池央耿[イケヒロアキ]
翻訳

内容説明

“黒後家蜘蛛の会”の会員―弁護士、暗号専門家、作家、化学者、画家、数学者の六人、それに給仕一名は、月一回“ミラノ・レストラン”で晩餐会を開いていた。食後の話題には毎回不思議な謎が提出され、会員が素人探偵ぶりを発揮する。ところが最後に真相を言い当てるのは、常に給仕のヘンリーだった!SF界の巨匠が著した、安楽椅子探偵の歴史に燦然と輝く連作推理短編集。

著者等紹介

アシモフ,アイザック[アシモフ,アイザック] [Asimov,Isaac]
1920年ロシア生まれ。3歳で家族とアメリカに移住しニューヨークで育つ。35年、15歳の若さでコロンビア大学へ入学。39年、SF雑誌に短編が掲載され作家デビュー。大学で生化学を教えるかたわら執筆を続けていたが、58年に専業作家となる。SF作家としての功績で名高いが、著作の分野はミステリや一般向けの科学解説書をはじめとするノンフィクションなどまで多岐にわたり、その数も膨大である。92年没

池央耿[イケヒロアキ]
1940年生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kircheis

175
★★★★☆ 安楽椅子探偵物の代表作。 ただし扱われる謎は割と小粒で、真相も拍子抜けするもの、言葉遊び的なものが大半である。 英語で読まないと、面白さの本質が伝わらないエピソードが多いのが難点。 展開はワンパターンなのだが、意外とぐいぐい読めてしまう。それは、読んでいるうちにじわじわ愛着が湧いてくる絶妙なキャラ設定と会話の妙にある。 彼らの会話を楽しめるかどうかで評価は大きく分かれるだろう。私はかなり好き。 全12編の話で1番好みなのは、ミステリの全否定とも思える『明白な要素』。そんなのあり?て感じ笑2020/01/05

bookkeeper

79
★★★☆☆ 初読。弁護士・暗号専門家・化学者など知識人が食事と会話を楽しむ"黒後家蜘蛛の会"。ゲストが提示する謎に推理を述べ合うのだが、真相を当てるのは、常に慎ましい給仕のヘンリーなのだった…。互いの職業をディスり合い、時に騒々しい、やんちゃで気のおけないメンバーたち。様々な観点から仮説が出るのですが、彼らが見落としているものこそが正解なので、「なぁヘンリー、君はどう思う?」のセリフの前に気付く事ができたら勝った気になれます。12話も収録されているのでお得感満点です。アシモフ氏の茶目っ気漂う後書きも良い。2022/11/17

星落秋風五丈原

74
これはアガサ・クリスティのミス・マープルシリーズ『火曜クラブ』では?と思ったらきみはアガサ・クリスティの読みすぎだよという台詞があった(『実を言えば』)。他にも、シャーロック・ホームズのあの有名な台詞不可能をすべて消去した後に残るものこそ、よしやいかにそれがあり得べからざることであろうとも、真実である(『明白な要素』)も登場し、ヘンリー以外の会員たちはリアルタイムでミステリ小説を読んでいることが窺える。P・G・ウッドハウスの人気シリーズ、執事のジーヴズも彷彿とさせるがヘンリーは節度を守って接している。2018/08/27

stobe1904

66
【巨匠アシモフの日常の謎ミステリ短編集】20年以上前に読んでいたが、新版に合わせて再読。安楽椅子探偵が解く日常の謎ミステリの先駆けであり、お手本だと思う。雰囲気は古臭いところがあるが、謎解きの切れ味は抜群だった。2刊目も再読決定。★★★★☆2018/08/18

nemuro

60
奥付によれば「1976年12月24日 初版」で「新版 2018年4月13日 初版」。たぶん(阪神タイガースが日本一になった)1985年頃に旧版にてシリーズ全巻を読破。今回は“しりとり読書”の42冊目、「く」から始まる10冊の中から選定しての随分と久々な再読。「1920年ロシアで生まれ、3歳で家族とアメリカに移住した」アシモフが『エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン』1972年1月号に「会心の笑い」を発表(ということは52歳)してシリーズを開始。安楽椅子探偵ものの定型。いつも「お約束」な展開も悪くない。2021/01/15

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