社会開発と環境保全―開発途上国の地域コミュニティを対象とした人間環境論

社会開発と環境保全―開発途上国の地域コミュニティを対象とした人間環境論

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  • サイズ A5判/ページ数 360p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784486015857
  • NDC分類 519
  • Cコード C3033

内容説明

本書は、持続可能な開発を実現する方法を模索する。この方法としては、政府や企業の環境対策を中心としたり、日本のNGOを議論したりする研究が多いが、本書は、世界人口の80%を占める開発途上国の人々の視点にたって、従来、ほとんど注目されなかった社会開発と草の根の環境保全、すなわち現地住民、個人経営体、NGOなどが主体となる参加型の社会開発と環境保全を検討する。

目次

第1章 豊かさと人間環境
第2章 産業構造の変化
第3章 人口問題
第4章 農林漁業
第5章 個人経営体と地域コミュニティ
第6章 熱帯林の保全
第7章 再生可能エネルギーの開発
第8章 廃棄物対策
第9章 草の根援助の展開

著者等紹介

鳥飼行博[トリカイユキヒロ]
1959年水戸生まれ。1983年中央大学経済学部卒業。1988年東京大学大学院経済学研究科修了(経済学博士)。日本学術振興会特別研究員、東海大学講師、中央大学兼任講師を経て、1998‐99年タイ王国モンクット王工科大学農業技術学部客員研究員。現在、東海大学教養学部人間環境学科助教授
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

香菜子(かなこ・Kanako)

31
社会開発と環境保全―開発途上国の地域コミュニティを対象とした人間環境論。鳥飼行博先生の著書。世界の貧困問題や地球環境問題を考える上では、開発途上国、発展途上国が抱える貧困問題や経済問題と環境問題をセットにして考えなければならないですね。先進国の人間が傲慢に問題を語るのではなく、開発途上国、発展途上国の人たちが置かれている立場や生活に寄り添った対応が不可欠です。2018/08/13

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