日本映画は、いま―スクリーンの裏側からの証言

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日本映画は、いま―スクリーンの裏側からの証言

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  • サイズ A5判/ページ数 366p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784484962016
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0095

内容説明

前売りチケットと動員映画、アニメと怪獣、“寅さん”だけにすがる大手配給会社…。ビデオの氾濫にも押されて、生誕101年目に入った日本映画は、いま風前の灯にある。それでも“暗闇の聖堂”を愛してやまない監督・技術者・小屋主たちがいる。

目次

1 ミニシアターは映画復興の救世主になりうるか
2 あるインディペンダントの冒険と撤退
3 映像のインベーダー・ビデオという逆説
4 アニメーション映画の光と影
5 暗闇のフロントランナー・ポルノ映画の現在
6 バブルの遺産・前売りチケットの落とし穴
7 “異業種監督”はなぜ生まれるか
8 “夢の学校”映画技術は継承されるのか
9 それでもわれらは撮りつづける

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

i-miya

39
(副題)-スクリーンの裏側からの証言- (佐野眞一) 1947.01、東京生まれ。早稲田大学文学部卒。ノンフィクション。 (初出)サントリークォータリー36-42号、1991.03-1993.04) (あとがき) 日本映画の衰微化、すぐれて経済的、文化的現象である。撮影所システムの崩壊。ブロックブッキングシステム。現場に立ち会う喜び。日本映画を撮り続ける男たち。(本文) 1.ミニシアター。 ◎暗室の聖堂。 田村隆一。 2011.04.20 アジア・中国映画ブーム。フランス映画。2011/04/22

escher

2
1996年の本だが知らないことが多く掲載されていて面白い。「松下電器がビデオを売り出したとき、パイロット版として、愛染恭子のアダルトビデオを本体につけて売った」とか、一昔前の前売券映画(前売券を大量に企業に購入してもらう映画)の経緯についてとか。2013/02/26

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