内容説明
明治維新後、国家によるフランチャイズ展開によって生まれた特定郵便局。その存在は郵便局全体の中で実に76%を占めている。しかし今、民営化という渦の中でその存在が危ぶまれだした。日本最大のネットワークの行く末はどうなるのか?全国から厳選した26の特定郵便局に密着、その生き残りを掛けた営業戦略のすべてを探る―。
目次
Prologue 日本最古にして最大のネットワーク特定郵便局とは
1 独自のマーケティングで郵便局の新境地を開拓
2 ふるさと小包が地域を活性
3 営業は「量×質×局長の情熱」
4 郵便局活性化の鍵は郵便事業にあり
5 街とともに、人とともに
6 故郷とともに、自然とともに
7 郵便局新時代―行政との連携始まる
8 特定郵便局の人材育成
Epilogue 郵政そして特定郵便局の未来
著者等紹介
原田透[ハラダトオル]
1956年、(社)セールス・プロモーション・ビューロー(SPB)でコンサルタント生活のスタートを切る。1962年、マーケティング・マネジメントセンター設立に際し、同センターに転じ、メーカー・卸売業、小売業などのマーケティング戦略指導、販売戦略指導、人材開発を手掛ける。1969年、JMC(株)ジャパン・マーケティング・コンサルタンツを発起設立、チーフコンサルタント、代表取締役に就任。2001年、(株)ダイヤモンド・セールス編集企画代表取締役社長・編集主幹に就任。現在、両社の代表取締役社長を兼務
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