出版社内容情報
◇ 解 説 ◇
本書は1961年初版以来改訂を重ね,今その13版を世に問う。まさに斯学の決定版といえよう。しかも医学史と文化史との橋渡しをするものとして,そのヒューマンな香気は,古代から現代を貫いて深く訴えかけてくる。なにより豊富な図版が理解を新たにしてくれる。
◇ 目 次 ◇
1 原始文化と医療
2 ペルシア・エジプト時代の医療
3 古代文化(アメリカ・東洋・ギリシア・ローマ)の医療と看護
4 キリスト教文化と看護・医療活動
5 都市文化と病院看護の成立
6 ルネサンスと疫病の発生
7 十八世紀の自然科学と医療
8 十九世紀初期の看護・医療の発展
9 ナイチンゲールと赤十字の活動(十九世紀中期)
10 公衆衛生と看護教育(十九世紀後期)
11 科学・技術時代の看護・医療(二十世紀前半)
12 社会科学と看護の発展
13 二十世期の健康管理と看護の将来