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内容説明
鼠小僧次郎吉の素顔、火盗改・長谷川平蔵の御仕置伺い、そして「拷問」の数々…江戸の犯罪と警察機構を読み解く。
目次
第1章 盗賊の「戦国」から「江戸」へ
第2章 日本左衛門東海道を制す
第3章 火付盗賊改長谷川平蔵
第4章 江戸の路上強盗
第5章 鼠小僧次郎吉の挑戦
第6章 木鼠吉五郎の孤独な闘い
第7章 ねらわれた御金蔵
著者等紹介
丹野顕[タンノアキラ]
1940年東京生まれ。東京教育大学文学部卒業。月刊雑誌・百科事典・単行本の編集者をへて文筆活動に従う。とくに江戸庶民の生活史について執筆
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
邑尾端子
1
読み物系の本ではあるが割と内容はしっかりしている。盗賊そのものよりも江戸時代の犯罪捜査、警察機構、裁判、法律、拷問、刑罰などに関して記述が多く、現代人の感覚でみるとなかなか興味深い。現代ほど懲役刑が充実していないため僅かな罪状の差でいきなり死罪になる、証拠より自白が重視される自白主義、親殺しは死罪だが子殺しはほぼ無罪、などの制度的不均衡。楽しみにしてた大泥棒の獄門首を見れず悔しがる江戸市民の処刑に対する意識などが面白く、もっと調べてみたいと思った。2013/09/30
UK
0
おかしいと思ったらやっぱり再読だった。2011/08/08