目次
1 二一世紀の日本の進路と憲法をめぐる攻防(テロへの対応と世界の平和秩序;アメリカの世界戦略と憲法改悪;憲法調査会は何を「調査」してきたか;戦後の改憲の動きはどのように展開されてきたか)
2 今日の改憲論を検証する(平和主義をめぐる議論の過去・現在・未来;「改憲」論と人権;首相公選で政治は国民のものになるのか)
3 日本国憲法の先導性と現実政治のへだたり(世界史のなかの日本国憲法―その先駆けの役割;憲法からのへだたりをもたらした政治―憲法が「古くなった」のか?;憲法で生きる二一世紀を―むすびとして)