内容説明
抱いた男は必ず死ぬという奇病の主で美少女真弓こそ〈魔界都市・新宿〉を支配し、世界の命運を左右する〈封印〉であった。だが、その真弓は殺人者競技会の賞品として供された。競技場に急行した秋せつらは、危機一髪、浪蘭幻十の手に彼女が渡るのを防いだ。せつらは、〈封印〉の謎を解くため真弓を魔医師メフィストに預け、幻十の妖力を日を追って強化させる悪魔の棺奮取に向かった…。長編超伝奇小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
史
5
思惑と復讐。2023/11/25
やまだ
4
登場人物の顔見せに徹した一巻とは打って変わって、ここからが本番と言わんばかりの暴力と陵辱の連続。テンションの高さを保ったまま最終巻へ。ただ、せつらと幻十ともに武器が武器なのでどうしても攻撃方法がトリッキーになってしまうので、何が何だかという部分もあるが、スピーディな戦闘シーンは流石。2012/05/30
のりのりのり
3
せつら、メフィスト、幻十、それぞれがいいバランスで活躍し絡んでいる。幻十、敵だけど決して悪役ではないね。2016/06/16
りぃ
2
フジテレビがかつて新宿にあったことは『新宿』で知ったのだった。殺し屋は技量を示して殺されても蘇生治療を受けられる一方、ヤクザは病院の中で「リサイクル」される、さすが。2011/02/01
洪七公
1
読了1987/09/24