内容説明
戦争映画とは、たとえば「ナバロンの要塞」のような作品だとする見方と、「ひめゆりの塔」のような反戦映画でなければならないとの意見が真向うから対立し、オールラウンドの戦争映画の本は、これまでほとんど出版されてこなかった。本書はアクション、レジスタンス、反戦映画など、「戦争」を描いた映像を網羅して、そのイメージについての真実を、改めて読み解こうとしたものである。
目次
1 アクション映画
2 戦意高揚映画
3 レジスタンス映画
4 反戦映画
5 日本の戦争映画
6 核戦争映画
7 テレビ映画
8 その他の戦争映画