内容説明
世界の常識なんて、嘘じゃん!『わしズム』で絶大な人気を誇った、勇気と情熱に溢れた体あたりルポ、待望の単行本化。
目次
イスラエル―戦士たちの国
パレスチナ―自爆テロの街をゆく
サウジアラビア―砂上の石油大国
キューバ―たそがれの楽天社会主義国家
アメリカ―国内限定の愛と正義
中国―4%の富裕層と1億の浮浪層が混在する幻想の虚国
韓国―依存と無関心を生んだ歴史的トラウマ
チベット―滅ぼされてゆく国
日本―歴史から目を背ける哀しき国
著者等紹介
大高未貴[オオタカミキ]
1969年東京都生まれ。ジャーナリスト。旅行代理店勤務時代、イスラエルでの研修旅行中にパレスチナ問題を知り、ジャーナリストを志す。中近東、アジアを中心に世界50ヵ国以上を取材し、生活文化や女性問題などを中心に執筆活動を続ける
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感想・レビュー
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Shinsuke Mutsukura
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この著者と私は、年代も同じなんで結構嫉妬しちゃいます。こんなに世界を周って、色々な体験をしているというところですが...。 とにかく、日本はアメリカによる敗戦後教育で優秀と称する連中のほとんどがパッパラパーで、よく成立しているなぁと思いました。外国はみんな魑魅魍魎の集まりだと思って間違いないでしょう。 あと、これを読んでキューバも見てみたいなと思いました。2017/05/02
カラヤ3
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日本含む9か国をめぐり、祖国とは何かを考えたルポ。それぞれの国で報道で出てこない生の声をインタビューで引き出している。最終章の日本編が考えさせられる内容だった。2020/02/21