内容説明
本書は、背伸びしたりいろいろ勉強したり、そんな気苦労をする必要がないように、ふとした出会いの会話が弾んで活用できるような、生活に密着した親近の言葉や言い廻しの、素性や使い方の勘所を調べ、紹介したものである。
目次
第1章 感情のこもった24語
第2章 人生の機微を表現する35語
第3章 人間性をうんぬんする35語
第4章 人間関係をめぐる42語
第5章 男と女をめぐる26語
第6章 暮らしを伝える25語
第7章 言葉の格調を高める35語
第8章 人の体にまつわる31語
第9章 自然と親しむ31語
第10章 動植物が登場する31語
第11章 外国で生まれた26語
著者等紹介
谷沢永一[タニザワエイイチ]
1929年大阪市生まれ。関西大学大学院博士課程修了。専門は書誌学、近代日本文学。関西大学文学部教授を経て、現在、名誉教授。サントリー学芸賞。大阪市民表彰文化功労、大阪文化賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ギルヲ
3
国文、漢文の膨大な知識。初めて知る言葉、聞いたことはあっても意味があやふやだった言葉、落語や歴史小説にはよく出てくるのに流していた言葉を取り上げてるので、とても勉強になりました。文中、禅宗をディスってるのには笑いました。知らないことを知るのは楽しい。一度に覚えられるわけもないので、時々読み返そうと思います。2021/11/06
koishikawa85
2
結構知らない言葉が多い。谷沢節でお説教が入るのもファンとしてはそれなりに楽しめる。鬱陶しく感じる人もいるだろうが。2019/06/25
裕由
2
図書館にて ふと 目があったようなので,読んでみたのだが難しすぎる。 「綸言汗のごとし」「随喜の涙」…知らんがな~ 「トロイの木馬」「泣いて馬謖をきる」くらいは知ってたかな…2018/07/11
シスターキヨ
2
顔に紅葉を散らす、鶯鳴かせたこともある、日本語の表現って奥ゆかしくて素敵だな。2016/07/04
しいら
2
いちいち個人的な見解をくっつけずに解説はできないのか。それとも「寸鉄人を刺」してるつもりなのか。2014/03/18
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