三流

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  • サイズ B6判/ページ数 257p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344000872
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0095

内容説明

偉大すぎる父親。厳しいプロの壁。野村監督との確執。突然、襲ってきた過呼吸症候群。…絶望を突き抜けなければ、見えないものがある。初めて明かされる真実。揺れる魂の軌跡。

目次

筆箱に「リベンジ」と彫り込んだ父の解任騒動
人間離れしている原始的パワーとスピード
チームプレーと個人主義は相反する概念ではない
先輩にヤキを入れられ続けても変わらなかった理由
立教大キャプテンとしての意外なチーム掌握術
1987年、神宮球場の栄光と挫折
恋人の実家で朝まで号泣し続けた大男
バットとパフェの落差
ドラフト、あの頃に戻れるなら自分をぶん殴りたい
長嶋家を支えた、母の苦言の意味〔ほか〕

著者等紹介

長嶋一茂[ナガシマカズシゲ]
1966年東京都生まれ。88年立教大学卒業後、ヤクルトスワローズにドラフト1位で入団。93年読売ジャイアンツに移籍し、96年引退。現在は、スポーツキャスター、俳優、そしてバラエティ番組の出演など、幅広い活動をしている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yakisoba

3
 人生全てが親の七光りで生きている長島一茂の自伝。何もしないでもワイドショーのゲストコメンテーターや、崖の上のポニョのお父さんの声とか貰えて羨ましいなと思っていたが、彼には彼なりの苦難があったことが分かる本。 長嶋茂雄という国民的スーパースターが家に居る現実、父親の領域に実力的に全く踏み入れることのできないプレッシャーで、人格が壊れ、精神を病んでいく様子がリアルに描かれている。終盤では「枕元にベーブルースが現れるんじゃないか?」とか「UFOが俺のところに飛んできて超能力を授けてくれるんじゃないか?」みたい2010/08/30

アスワンハイダム

2
野村克也という人間が世の中のイメージ通りの超陰険な奴で、1991年のヤクルトスワローズのコーチ陣にはそんな野村のご機嫌を取るだけの人間のクズみたいなのしか居なかったということがわかる本。2013/01/10

K3

1
一茂、見直した。自分を負け犬、三流と言いきるのは勇気がいるはずだ。2023/12/19

ジョイフル

1
国民的英雄の息子としての苦悩と、ケガに悩まされたようすなどなかなか興味深かった。 野球人生を振り返っての著書で、極真を始めてからのことはほぼ書かれていないけど、そこも読みたかった。2021/09/20

ぽみ

1
のんびり読んで2日で読了しました。長嶋一茂氏のエッセイ本で、簡潔で分かりやすい言葉で人生の生き様を綴っており、とても読みやすかったです。テレビで見る陽気な彼からは、全く想像もできないような、壮絶な野球人生について綴られていました。これは、名監督を父に持つ彼でないと書けない本だと思います。野球のルールを知らなくても、グイグイ読めるほど読みやすい本です。ぜひ、多くの人に読んでもらいたい良著です。2019/08/18

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