内容説明
姫川玲子、二十七歳、警部補。警視庁捜査一課殺人犯捜査係所属。彼女の直感は、謎めいた死体が暗示する底知れない悪意に、追ることができるのか。
著者等紹介
誉田哲也[ホンダテツヤ]
1969年東京都生まれ。学習院大学卒。2002年、『ダークサイド・エンジェル紅鈴 妖の華』で第二回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞を受賞。2003年、『アクセス』で第四回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひらちゃん
83
読んだつもりになってて、映画しか観てない事に気づいた。これは全部制覇したい姫川玲子シリーズ。先ずは姫川、一本気な所はそのままだけど、ちょっと抜けてるんだな。菊田も違和感なし。うわぁー、ガンテツ凄いやな奴って思ってたら佐田刑事と同じ事言う。意外だった。事件はグロくて目を背けたくなるようでひたすら辛い。やっぱりアイツ関わってたのかーとね。痛手をおった姫川班の今後も期待。2020/11/30
藤月はな(灯れ松明の火)
70
この物語がドラマになった時に青少年の読書人のパネリストとして出席していたため、帰宅後、エンディングが流れるドラマを指差したグロ好きの弟から「これ、面白かったよ!!」と紹介されました。犯人がしてきたことは許せないことだけど歩んできた道の酷さに息が詰まりそうになります。ストロベリーナイトでの残虐劇とそれを食い物にする人々の興奮は平野啓一郎氏の「決壊」を思い出し、暗い気分になります。意外とできる井岡さんと実は意志のある人間には助けてやるガンテツ、仕事での化粧などリアルな女性を描く姫川さんや惚気る菊田さんが救い。2012/06/04
スケキヨ
65
おぉグロい!なのにページをめくる手は止められない。主人公の周囲の人間がいい。『あなたはこれを生で見たいですか』って楽しんでる「エフ」の言葉かと思っていましたが読了後、「エフはどこまでも一人だったんだ」と気がついた。だから集約後に表紙を観た時は泣きそうになった。警察小説、結構読んでますが『階級』がごちゃごちゃになっていたのでこの本で整理できました。2010/07/12
昼夜
64
しばらくイチゴを見ると思い出して食べられないかも。核家族と病院に死を閉じこめてきたからなんだろうな。ドラマより解りやすいしガンテツはもっと迫力がある。2010/12/06
アメジスト
57
2時間ドラマ、連続ドラマ、映画と、映像をつい先日イッキみしてから、ようやく原作へ。けっこう原作に忠実に作られていたようだし、配役もぴったり。特にガンテツ、日下主任、井岡などはあて書きかと思うほど。映像では物足りなかった部分もうまく埋まって満足。あまりにグロいシーンと常軌を逸した犯罪者の心理に辟易するが、ただの見せ場としてでなく、根拠のようなものも示されているので、認めたくないけど、そういう描写の必然性も感じる(不要、過剰ととらえてる読者も多いようだけど)。しばらくこのシリーズにはまりそう。2013/03/03
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