魯西亜から来た日本人―漂流民善六物語

魯西亜から来た日本人―漂流民善六物語

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  • サイズ B6判/ページ数 227p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784331505564
  • NDC分類 210.593
  • Cコード C0095

内容説明

ロシア人として生きるのか。それとも、日本へ帰国するか。苦渋の選択を迫られた漂流民たちの物語。

目次

プロローグ 幻の露日辞典発見
第1章 若宮丸漂流
第2章 イルクーツク物語
第3章 白夜のペテルブルグ
第4章 世界一周とレザーノフの露日辞典
第5章 カムチャツカ異変
第6章 エトロフ炎上
第7章 箱館残照
エピローグ 鎮魂歌

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さんつきくん

2
日本人で初めて世界一周をしたのは宮城県民だった。江戸の後期、石巻から江戸に向かう船が難破。漂流しロシア領のカムチャツカにたどり着く。その若宮丸の船乗り達が経験した数奇な運命を残された数少ない資料から、紡ぎ出された物語が本書。無事日本にたどり着いた津太夫ら4人とロシアに残った善六らの足跡。本書は善六に焦点を当てたもの。日露の通訳として、漂流民の中で出世した善六。世界一周する上で、過酷な流浪の日々。仲間の死。中違い。地元・石巻に残るもの。2015/02/04

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