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江戸東京ライブラリー
江戸の声―話されていた言葉を聴く

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784316359403
  • NDC分類 810.25
  • Cコード C0381

内容説明

子どもたちが口にした言葉は?女性たちの言葉遣いの特徴は?大奥で将軍が自分を指す言葉は?江戸で聞こえてくる各地の言葉は?江戸でとびかう言葉の表情。

目次

1 子どもたちのさざめき(二百年前の幼児語;百七十年前の幼児語 ほか)
2 女性たちのかまびすしき話し声(町の女の「お屋敷ことば」;奉公の年齢、成人の年齢 ほか)
3 身分がもの言う武士のことば(武士にも使い分けがある;「武士らしい」言葉 ほか)
4 通じ合う江戸市中の方言(中央語は上方語から江戸語へ;方言の東西区分 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

saga

46
幼児、女性、武士、市井の人々(町人)の話し言葉を考察する。江戸時代は文語と口語が明確で、記録された文書から当時の話し言葉を感じとるのはなかなか難しいものだと思った。まして江戸方言と上方方言においてをやだ。そのような中、江戸・上方の重鎮が演じる落語を聞いていると、「江戸」を感じられる。廓噺の中で「おぶうにはいって、おけえけえを」のおぶうは風呂なのだが、けえけえが化粧の幼児言葉とは目から鱗だった。2023/02/16

まゆき

0
江戸時代は今から数百年も前だというのに、現代まで受け継がれていることが多くあるのだと知りました。武士が使っていた一人称もたくさんありすぎてびっくり。昔の文書と照らし合わせて読むことができたので分かりやすかったですが、ところどころ眠くなってしまいました(-。-;2016/01/05

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