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内容説明
浅沼稲次郎。戦前、度重なる弾圧に屈せずに無産政党で活躍し、戦後は社会党を結党し書記長に就任。大衆政治家として人気を博し、安保闘争の高まりの中で委員長に就任するものの、テロルがその一命を奪う…。波瀾に満ちた浅沼の生涯をダイナミックに描き出し、昭和史の中で社会党とは何だったかを問い直す渾身の力作。
目次
序章 運命の日
第1章 出生の地
第2章 社会主義への覚醒
第3章 デモと演説
第4章 無産運動の渦へ
第5章 火花散る社会党結成
第6章 戦後革命期の高揚
第7章 社会党内閣の光と影
第8章 冬の季節
第9章 闘争前夜
第10章 テロルと死
著者等紹介
豊田穣[トヨダジョウ]
1920(大正9)~1994(平成6)年。岐阜県出身。海軍兵学校卒業。戦後、東京新聞文化部次長。1970年、『長良川』で直木賞受賞。戦記文学、評伝などで活躍する
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