内容説明
25歳のときはじめて宙に浮いた己れを自覚して以来、心悸亢進するたびに空中を浮揚する司祭、フィリピン・ルソンの寒村で指1本でいとも簡単に無血無痛の手術をするという心霊外科医の真偽、また150年を生きつづけ、なおその死が確認されていないサン・ジェルマン伯爵など、現代の文明社会に見え隠れする謎と神秘と怪異を追求する異色のノンフィクション・ミステリー15篇。
目次
奇人怪人物語(宙を飛ぶ聖人;神秘の心霊外科医1;神秘の心霊外科医2;心霊外科騒動・始末記;王者の魔術師;ミネソタの魔法使い;悪魔を壜詰めにした男;神秘の人、サン・ジェルマン伯爵;人間レーダーとX線男;奇妙な王様物語)
消失物語(ある日、突然;異次元に消える;雲散霧消した話;消えた特使;砂漠の無人機)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
羊と蝸牛
2
よく訪れる『オカルトクロニクル』というサイトで、参考文献に挙げられていた本。日本でのその筋の先駆の方みたいです。存じ上げませんでした。本書は、王者の魔術師D・D・ホームや、(自称)アメリカ初代皇帝ジョシュア・ノートンらを紹介する「奇人怪人物語」と、人間消失の事例を挙げる「消失物語」の2編からなる。「消失」の巨大地下トンネルは惹かれる話だった。この手の話に大事なワクワク感を演出する引きが薄かったり、なんのまとめもないまま急に終わる話があったり、盛り上がりに欠けるのが玉にキズ。2016/07/31
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