河出文庫<br> マスードの戦い (新版)

  • ポイントキャンペーン

河出文庫
マスードの戦い (新版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 275p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309406473
  • NDC分類 916
  • Cコード C0131

内容説明

アメリカの同時多発テロ事件はなぜ起こったのか?ひとりの青年がなぜ歴史を背負わなければならなかったのか?諸外国の干渉、民族間の対立抗争を超えて、祖国統一のため闘う英雄マスード。その卓越した指導力と測り知れない人間的魅力を、ゲリラの根拠地に分け入って、マスードとその戦士たちと共に生活をしながらアフガニスタンの真実をレポートする。

目次

第1章 アフガニスタンへ
第2章 パンシール
第3章 マスードの戦い
第4章 ヒンズークシを越えて
第5章 統一戦線へ
第6章 戦士群像

著者等紹介

長倉洋海[ナガクラヒロミ]
1952年北海道釧路市生。同志社大学卒業。フォト・ジャーナリスト。世界の紛争地に生きる人びとの姿を追ってきた
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

288
写真家の長倉洋海氏が1983年、100日間にわたってアフガニスタンでマスードと彼らムジャヒディーンの戦士たちに密着取材した記録。当時、アフガニスタンはソ連の侵攻を受けており、マスードはその抵抗ゲリラ勢力たる「北部同盟」の指導者だった。その生き方も、(風貌も少し)どこかゲバラを思わせるマスード。当時の(おそらくは今も)アフガン情勢は複雑を極めていた中で、決断力に富み、戦略に秀でていたマスードは「パンジシールの獅子」と呼ばれ、慕われていたようだ。その彼も2001年に、暗殺されてしまう。実に鮮烈な人生だった。2017/07/28

ののまる

14
マスードがもし生きていたら・・・9,11も起こらなかったかもしれないし、今のアフガン情勢も中東情勢の変わっていたかもしれない。2018/06/05

R

6
名著。「私が死ぬ時、それは神の意思だろう。ただ、その時までを燃焼するように生きたい。」マスードの言葉。合掌。2012/07/12

竜王五代の人

5
1983年、30歳(!)の、ソ連と戦う若き英傑マスードとその周辺の人々(捕虜やソ連からの転向者含む)のルポルタージュ。精力的に事務処理したり陳情に応えたり指揮したり、しかも知識に貪欲で篤いイスラム教の信徒でもあり、魅力的な支配者の一つのモデルとなると思う。組織図やパンシール渓谷の地図もあるのも良。ここに、よく登場する周辺人物の一覧表もあればさらに良かった。なぜパンシールの獅子であって虎でないかも。 ところで、マスードは幸運という意味だというなら、日本語なら幸雄とかになるのか?2020/11/16

うたまる

5
「私は知っている。彼が勇敢で偉大な人であるということを。彼のような人は、アフガンの歴史の中でもう生まれないだろう」……大国ソ連の軍事介入に屈せず武力で傀儡政権を打倒したアフガニスタンの英雄、マスードの生涯。彼の求心力の源泉とは、類稀な戦術眼と多民族を纏め上げる政治手腕、そして己を律する清廉な姿勢。これこそ民衆に支持された理由だが、アフガニスタンはそう甘くない。共に権力を握った者たちの不正腐敗と裏切りで瞬く間に新政権は瓦解する。マスードの戦いとは、敵だけでなく味方の習俗・気性・倫理との戦いであったようだ。2016/04/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/468047

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社トリスタ」にご確認ください。