お菓子の歴史

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  • サイズ B6判/ページ数 454p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309224374
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0022

内容説明

現代フランス随一の食文化史家が、古代エジプトから現代まで各国で生まれ愛されたお菓子の驚くべき歴史を、エピソード満載で初めて紹介する名著。

目次

第1章 アントルメとデザート
第2章 菓子職人と砂糖菓子職人の歴史
第3章 おいしいお菓子の材料
第4章 世紀を超えたグルマンディーズ
第5章 フランスの伝統菓子
第6章 世界の菓子とアントルメ
第7章 アイスクリームの楽しみ
第8章 ジャムと砂糖漬け果物

著者等紹介

トゥーサン=サマ,マグロンヌ[トゥーサンサマ,マグロンヌ][Toussaint‐Samat,Maguelonne]
現代フランスにおける最も著名な「食」の専門家のひとり。ラルース社から出版された『食物の自然と精神の歴史』はベストセラーになり、数カ国語に翻訳された(邦訳『世界食物百科』)

吉田春美[ヨシダハルミ]
上智大学文学部史学科卒業。フランス文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はるき

25
 辞典並みの分厚さにびっくり。甘さは豊かさの象徴で、紆余曲折あって今の形に行き着いた。ヨーロッパの風俗史的に面白い。2019/02/12

4
図書館本。人間は生まれつき甘党なのだといい、岩壁に絵を描き残していた大昔のご先祖はすでに甘党だったという著者が贈る、フランスを中心にした西洋のお菓子の歴史。今も親しまれているものも、すでに名前しか残っていないようなものもどれも美味しそう。レシピやコラムが本文の途中に割り込みにでいてちょっと読みずらいのが難点。2019/08/16

くさてる

3
フランス、ヨーロッパを中心に語られるお菓子の歴史。そのまま人類の文化史にもなっているうえに、解説されるお菓子の成り立ちが、どれも面白くて、なにげに美味しそう。想像もつかない古いお菓子から、今でも普通に食べられているものまで多くの種類のお菓子が登場して楽しいです。レシピも添えられているけれど、ちょっと作れそうにない昔のレシピを読んで味を想像する楽しみもありました。人間にとって「甘味」がどれほど重要なのかが伝わってくる内容でした。2013/03/06

すがし

3
該博な知識に裏打ちされた非常に読み応えのある文化史研究。専門知識のある方からは批判もあるようだが、自分ごとき浅学の徒には十分すぎるほどの示唆を与えてくれる。まず良書と評価して間違いない。2010/07/11

千尋

3
アイスクリームやチョコレート、クグロフやマカロン等・・皆さんがよく知っている西洋菓子の歴史が詳しく紹介されている本です*また、お菓子職人であるパティシエの歴史やお菓子のレシピ、民俗学的・宗教学的・社会学的な事も書かれていて、ボリュームがたっぷり**お菓子好きな方にオススメの一冊です**2010/06/22

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