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明治・大正家庭史年表―1868‐1925

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  • サイズ A5判/ページ数 557p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784309223612
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0021

内容説明

明治元年から大正14年までの58年間にわたる家庭生活の記録を取り扱った年表。本文年表のジャンルは衣食住、家計・健康・教育、文化・レジャー、社会・交通・一般の4つに分類。各年の理解を広げるためにその年を代表するエピソードと数表を中心としたデータ、さらに流行、流行語・流行歌を掲載。巻末にエピソード一覧、データ一覧、資料出典一覧、図版出典一覧を載せる。五十音順索引を付す。

目次

明治元年(王政復古の大号令、江戸時代終わる;水洗便所を備えた近代ホテル開業 ほか)
明治2年(銀座が正式な町名となる;京都に日本初の公立小学校が開校 ほか)
明治3年(西洋靴(軍靴)の製造開始
人力車発明、たちまち全国へ ほか)
明治4年(郵便スタート、東京―大阪間は78時間;「チョンマゲ、刀は駄目」と散髪、脱刀令 ほか)
明治5年 (東京に初めての裁判所が誕生;岐阜県で神前結婚式の第1号 ほか)
明治6年 (野球の時代がやってきた;日本初の銀行が誕生 ほか)
明治7年(セザンヌ、モネら印象派が初の展覧会;東京で頬かぶりの通行禁止 ほか)
明治8年 (サラリーマン出勤簿ができる;測候所ができ、天気予報が始まる ほか)
明治9年 (国産食器の製造が始まる;東京、京大阪が夜店でにぎわう ほか)
明治10年(西郷隆盛反乱、西南の役がぼっ発;コレラ大流行、死者7976人 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Miyoshi Hirotaka

25
北海道に移住した曽祖父の時代と祖父の青年期が入る。「坂の上の雲」の全編、「まっさん」の冒頭部分もカバーされている。大正12年の関東大震災には「海軍が東京―横浜―横須賀―清水に航路開設。無料で避難民を輸送」とあり、祖父の手記やわが家に残る海軍機関学校の遠洋航海記録と一致する。遠い過去になるほど記憶も記録も圧縮され、明治も大正も私達から見ると「昔々」という平板な言葉で一括りにされるが、順を追って読むと時代の息吹と動き感じる。戦前は悪、戦後は正義というステレオタイプな歴史観にはやはり違和感が湧いてくるのである。2015/02/25

gtn

20
明治9年には札幌本庁がアイヌの耳輪や刺青を禁じ、10年には東京市中で股や脛を出していた50余人が逮捕されている。文明開化という名の風習狩りが着々と進められていたことが分かる。すべて西南の役以前の出来事である。2020/02/22

おにぎりの具が鮑でゴメンナサイ

7
しんしんと、漬物のような音で今日は雪が降っている。私の子供たちはいまごろ何をしているだろうか。たぶん笑っているだろうと思うことにしてコーヒーに砂糖を入れる。自分の家庭はぶっこわしてしまったくせに、明治・大正の家庭史の本なんかを読んでいまさらどうしたいんだか自分でもよくわからない。だけれども「仇打ちが禁止される」とか「道端での辻牛肉売りを禁止」などの微笑ましいニュースや、福沢諭吉の商魂たくましい意外な一面なんかを垣間見れて、そんなことはぜんぜんどうでもいいことなんじゃないかと結局は自分がきらいになりました。2016/12/10

ひねもすのたり

7
明治元年から大正14年までの出来事を「衣・食・住」「家計・健康・教育」「文化・レジャー」「社会・交通・一般」のカテゴリーに分けて年表としています。 各年に8頁が割かれているので詳細な年表といえると思います。 近代小説を読む際には参考資料となるし、単純にパラパラ読んでいても楽しめます。 ★42015/05/05

1
資料としては最適。重宝してます。2010/09/25

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