内容説明
作家三浦綾子が花の詩人星野富弘をたずね、美しい自然の中で語りあった、生きること、信じること、愛すること。時をへてなお輝きを増す珠玉の対談集。
目次
東村の四季
自然は最高の教師
神さまの布石
貧しい者はさいわいです
人間はどこから
宝石が隠されている人
苦しみに会ったことは
不自由から生まれた産物
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
那由田 忠
3
不合理とも思える苦難を背負いながら、普通の人よりはるかに素晴らしい業績をあげる方々がいる。その中にキリスト教徒がどのくらいいるのかは不明だ。しかし、ここで対談される二人の方は、キリスト教を通じて結婚することができて、それが人生を支えたことは間違いがない。有名な冤罪事件の免田さんが元気に生きているのも同様なのだ。他の宗教についてはよく分からないが、星野さんの場合は明らかにキリスト教の強さを感じざるを得ないし、彼は苦しみにあったことを感謝するほどなのだ。2013/05/04
みからん
1
生命の尊さ すばらしさを、あらためて教えてもらいました。お二人とも強い方だと 思います。2015/01/28