色彩科学選書<br> 色覚のメカニズム―色を見る仕組み

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色彩科学選書
色覚のメカニズム―色を見る仕組み

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  • サイズ A5判/ページ数 214p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784254105407
  • NDC分類 141.21
  • Cコード C3340

出版社内容情報

〔内容〕色の視覚/色覚系の構造/色覚のフロントエンド―三色型色覚/色覚の伝達系―輝度・色型色覚/色弁別/色覚の時空間特性/色の見え/表面色知覚/色のカテゴリカル知覚/色の記憶と認識/付録:刺激光の強度の単位,OSA表色系,他

【目次】
1. “色”の視覚
 1.1 色とは何か
 1.2 色は眼の性質である
 1.3 大脳が色を“見る”
 1.4 色の役割
1.5 色覚研究の歴史
2. 色覚系の構造
2.1 視覚系全体
 2.2 眼球
 2.3 網膜
 2.4 外側膝状体(LBN)から大脳皮質へ
3. 色覚のフロントエンド―3色型色覚―
3.1 光覚閾値
 3.2 等色
 3.3 錐体の分光感度
 3.4 錐体の生理学
 3.5 錐体の網膜上の分布
4. 色覚の伝達系―輝度・色型色覚―
 4.1 比視感度
 4.2 輝度と明るさ
 4.3 プルキンエシフト
 4.4 反対色説
4.5 色覚モデル
4.6 反対色応答の生理学
5. 色弁別
 5.1 色弁別閾値の測定
 5.2 色弁別閾値の変化
 5.3 色弁別モデル
6. 色覚の時空間特性
6.1 時間特性
 6.2 空間特性
7. 色の見え
7.1 色の見えの変化
 7.2 刺激の呈示条件
 7.3 刺激の観察条件
8. 表面色知覚
8.1 表面色モードと開口色モード
 8.2 モードによる色の見えの違い
 8.3 色の恒常性
9. 色のカテゴリカル知覚
9.1 色の連続知覚とカテゴリカル知覚
 9.2 基本カテゴリー色
 9.3 カテゴリカルカラーネーミング
9.4 色空間のカテゴリカル分割
 9.5 チンパンジーの色知覚
 9.6 サルの大脳皮質の単一細胞記録
10. 色の記憶と認識
10.1 色の継時比較
10.2 継時等色と継時色弁別
10.3 色の記憶とカテゴリカル認識
11. 付 録
11.1 刺激光の強度の単位
  11.1.1 輝度と照度
 11.1.2 網膜照度
11.2 等色に基づいた表色系
 11.2.1 グラスマンの法則
 11.2.2 三刺激値
 11.2.3 色度図
 11.2.4 等色関数
 11.2.5 RGB表色系
 11.2.6 XYZ表色系
11.3 OSA表色系
12. 参考文献
13. 索 引

内容説明

本書は10章から成っている。第1章がイントロダクション、第2章が色覚系の生理・解剖学的な解説である。第3章から第10章までは、色覚系の低次から高次までのレベルに沿って、色覚の心理物理学的特性を主に解説している。第3章は色覚系の入り口の錐体レベルの特性と3色型色覚について、第4章は錐体からの色応答の伝達系の特性と反対色型色覚について述べている。第5章では色弁別、第6章では時空間特性、第7章色の見え、第8章表面色知覚、第9章色のカテゴリカル知覚と続き、最後の第10章で色の記憶について説明している。また、付録の輝度と照度の定義、CIE表色系、OSA表色系の説明を付けた。

目次

1 “色”の視覚
2 色覚系の構造
3 色覚のフロントエンド―3色型色覚
4 色覚の伝達系
輝度・色型色覚
5 色弁別
6 色覚の時空間特性
7 色の見え
8 表面色知覚
9 色のカテゴリカル知覚
10 色の記憶と認識