地下鉄（メトロ）に乗って

浅田 次郎【著】

徳間書店（1994/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 248p／高さ 20cm
• 商品コード 9784198600815
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

内容説明

すべての地下鉄通勤者に捧ぐ愛と冒険の傑作ファンタジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[YOUCO19]

浅田次郎メトロと言えば私の愛用電車の丸の内線。著者の作品「おもかげ」はこれが原点か。旅先に読もうと思って古書店で購入。暗くなりすぎず、次が気になる小説として旅先ではピッタリの本だった。ラスト、お父さんとの絡みがもう少しほしかった。

2019/10/13

[unichin]

浅田次郎さん初期の作品。初期は幽霊とか、タイムスリップとかを上手く使いながらも　純文学的でヒューマンドラマが多かった。この作品はそういった作品群の代表作なのでしょう。 想像もしなっかたみち子の生涯に、氏のただならぬ才能を感じます。このあとどんどん作品の幅を広げ、押しも押されぬ大作家に。

2024/03/15

[竜]

大変面白かったが、帯にある「愛と冒険のファンタジー」より重い切ない印象でした。小沼佐吉の若い頃と今がどうしても一致しないので、現代でもう少し真次と佐吉のからみがあるとよかったのでは？ラストのみち子の選択があまりにやるせない。

2023/01/08

[てんてん]

★★★3.5

2020/07/29

[ぼの]

いい話でした。私も誰かにそうなったときのことを話しておこうと思いました。