出版社内容情報
ヒトラーからミック・ジャガーまで、みんながレニを賞賛してやまなかった。『民族の祭典』で知られる女性芸術家の驚くべき九十年
内容説明
ダンサー、映画女優、クライマー、映画監督、スキーヤー、写真家、ダイバー…。栄光と挫折、成功と失敗に揺れながらも、レニは挑戦することをやめなかった。そして、時代は彼女のあとを追いかけていった。比類なき人生、1902~1945年。
目次
ダンスと映画と(太陽と月と星と;両親の家;ラウホファングスヴェルダー;青春時代;“第3帝国の堕天使”;ドイツ芸術の日;『オリンピア』世界初公開;ヴェニス映画祭;ヒトラー、スターリンを見る ほか)
戦争中(ポーランド戦争;もう1度『低い土地』;ペーターと私;ウデット最後の電話;悪夢 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Sakie
6
自叙伝。顔貌の美しさだけでない魅力を持った人なのだろう。父親を初めとする数多の男たちの尽力と経済力をもとに、ダンサーへ、女優業へ、映画監督業へと心の趣くまま果敢に挑み、才能は開花していく。しかし一方、その魅力が招かれざる者をも呼び寄せる。ゲッベルス、そしてヒトラー。上巻は大戦終戦まで。ドイツの近代史としても読める。特に戦争を起こした国の国民感情は、日本のそれに似ている。2014/07/20
artillery203
0
長かった。民間人視点で戦前戦中のドイツを見ることができる本って初めて読んだかも。とても興味深かった。ゲッベルスなんかのナチ高官とのやりとりは、これが戦後大分経ってから書かれた事を考えると若干差し引いて考える必要があるのかも。2013/04/29
-
- 電子書籍
- 偽りの女神【タテヨミ】第45話 pic…
-
- 電子書籍
- 転生魔女は滅びを告げる【分冊版】 7 …