内容説明
わたしの判断はあてにならない。だれもがそう言う。が、妻殺しの容疑をかけられた依頼人は無実にきまってる。妻を殺した男がみずから警察に通報し、血まみれのまま告白するわけないじゃないか?おまけに、殺人のあった時間には容疑者は仲間たちとポーカーをしていたのだ。まさに鉄壁のアリバイ!そう思っていた。ポーカー仲間たちの証言が食いちがっているのを知るまでは…ひかえめ探偵の愛妻アリスが大活躍の第11弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nari
2
サクッと読めた。シリーズの他の作品も読んでみたい。2024/11/14
アルクシ・ガイ
2
サクサクというより、サササササっと読めます。時々「兵隊に号令をかける」究極の作話テクを思い浮かべたり。2019/07/31
菱沼
1
再読。スタンリーにも、一見意地悪そうな尋問口調で相手を問い詰めることができるんだなあ、と思った。過去の(受動態の)経験のおかげだろうか。にしても、推測と想像と勘に頼った具体的な証拠のない「真実」を語り続けられるのは、やはり私立探偵よりは作家に向いているのかもしれない。2024/09/01
亜雅桜
1
【再読】2018/01/07
Ringo
0
読みやすいからね。楽しく読めた。2017/04/05