感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スー
19
141独と英の帆船時代を彷彿させる追撃戦を双方の視点で追った本です。大戦初期にドイツはポケット戦艦グラフシュペーを通商破壊作戦の為に出撃させる。英国は通商破壊を阻止するべく複数の艦を出撃させる。単艦での作戦行動は無謀な気がしますがまだレーダーが未熟なこの時代では無線さえ使わせなければかなり有効で英国は艦船を散らしてしまいシュペー相手に支援はなく巡洋艦3隻で対応しなければならなくなる。シュペーのいかに無線を打たせず拿捕するかの緊張感と英国側の焦燥感が良く伝わってきました。2020/10/16
蟹
3
いわゆる「戦艦シュペー号の最期」を独英両側から克明に描いている。ラングスドルフの、自沈という判断は、同時代においても後世においても多くの批判を浴びるところではあるが、いわゆる「栗田艦隊謎の反転」と同種であるように思う。悲観的な見方をし始めると、指揮官の精神は止めどなく絶望に転げ落ちてしまうものなのかもしれない。2017/01/06
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