内容説明
「人類統合体」の攻撃をようやく逃れたラフィールとジントだったが、不時着した惑星クラスビュールは、すでに敵艦隊に占領されていた。帝国に戻る手段を失った二人は、味方の艦隊が戻るまで、この地に潜伏しなければならなくなった。だが、宇宙空間では無敵だったアーヴの王女も、地上では、世間知らずの少女にすぎない。立場が逆転したジントは、王女を守って行動を開始した。―新時代のスペースオペラ、堂々の完結篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
72
ついにあの方が登場! 公爵の中の公爵にして、アーブ帝国軍の準提督(すぐに提督に昇進しますが)レトパーニュ大公爵(ニーフ・レトパン)のスポール準提督(ロイ・フローデ)ぺネージュさんが!! 何事にも生真面目な主人公のラフィールとは正反対であり、アブリアルをからかうたことが生きがいという人。2人があまりにも対照しすぎて、ぺネージュのキャラが立ちすぎている。主人公のラフィールの影が薄くなるくらいに。いやぁ~強烈でした。クファデス先任参謀(アルム・カーサリア)、お気の毒さま……2015/11/08
ふみあき
66
「アーヴによる人類帝国」のメンバーが、概ね高潔であるのに対し、自由民主主義を国是とする「人類統合体」他の人間の方は、より低劣に描かれている。後者は民主主義というより、むしろ共産主義者を思わせる。皇帝の姓「アブリアル」は「アマテラス」が変じたもので、彼らは日本人の変則的な末裔らしい。作中では言及がなかった気がするが、「八頸竜(ガフトノーシュ)」というのは八岐大蛇のこと? 薄味好みっていうのも、日本人の遺伝子? ライトノベル的なキャラクター造形には少し白ける(特に「ほーっほほほほっ」と高笑いする女性司令官)。2025/08/09
佐島楓
46
助け、助けられながら冒険を繰り広げてきたジントとラフィール。その旅にいったんの終止符が打たれる。世界観、人物描写ともに練られたものであった。アニメ化されたのも納得。楽しかった。2016/04/09
こも 旧柏バカ一代
30
老化しないように遺伝子組み換えされた奴が、日々の差別への鬱憤晴らしのためにアーヴの生贄を求める。 それにノラリクラリと消極的に応じる占領地の警察官達はなかなかに大人だ。 そして、3年後。ジントは20歳になって突撃艦に搭乗する艦長はラフィール。持ってるな!w スポール提督の参謀もw2019/11/21
fukumasagami
26
地表での追跡劇と宇宙での艦隊戦にハラハラドキドキ。2025/01/09