上海をめぐる日英関係1925‐1932年―日英同盟後の協調と対抗

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  • サイズ A5判/ページ数 282,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130261296
  • NDC分類 319.103
  • Cコード C3022

出版社内容情報

中国ナショナリズムの高まりに対し,日英は競争と協調とを交錯させ複雑な関係にたつこととなる.イギリスと日本の外交文書を直接の史料として,この複雑な外交関係を上海を主たる「場」として,1925年から32年にかけての日英関係を検討し明らかにしている.

目次

序章 上海をめぐる日英関係一九二五‐一九三二年
第1章 イギリスと上海
第2章 五・三〇事件とイギリス
第3章 イギリスの対中政策転換と上海の「防衛」
第4章 イギリスと第一次山東出兵
第5章 日本とイギリスの立場の逆転
第6章 駐日大使サー・ジョン・ティリー
第7章 南京国民政府の新政策と日英
第8章 排日貨の復活とイギリス人の反応
終章 協調と対抗

著者等紹介

後藤春美[ゴトウハルミ]
1960年東京都生まれ。1993年東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。1994年英国オクスフォード大学大学院博士課程修了、D.Phil.(近現代史)。千葉大学国際教育センター助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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